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リゾート地に太鼓の響き 安比で、さんさ。

2020-08-13

若さみなぎる演舞で最優秀賞を獲得した盛岡大附属高

 八幡平市の安比高原で11日夜、さんさ踊りパレード「安比で、さんさ。」(同実行委主催)が開かれた。中止になった盛岡さんさ踊り(8月1―4日)の代替催しとして、岩手ホテル&リゾート(盛岡市愛宕下)が企画。小学生や高校生、伝統さんさ団体など9団体320人が出演。緑に囲まれたリゾート地で、勇壮な太鼓の音とあでやかな舞いの群舞が、岩手の夏を盛り上げた。

 午後5時半、のろしを合図にパレードがスタート。参加者は、新型コロナウイルス感染予防のため人の間隔を1・5㍍以上空け、駐車場からイベント会場に抜ける特設コース約600㍍を、汗を光らせて練り歩いた。

 リゾート内のホテルには約650人が宿泊していた。この日に合わせて泊まったという盛岡市中央通の盛永陽平さん(42)は「4月に福岡県から引っ越してきた。控えめな印象が強い岩手県人とは思えない、はつらつとした表情に驚いた」と感銘していた。妻の恵子さん(42)は「踊り切った後のすがすがしい笑顔が印象的。本物のパレードはもっと迫力があるのだろうと、来年が待ち遠しくなった」と話していた。


リゾート内特設コースを華やかに進む踊り手たち

 日帰りで訪れていた青森県田子町の向井ハヨさん(77)は「さんさ踊りを初めて見た。踊りがとってもすてきだった」と拍手で感動を伝えていた。パレード後は、観客を交えて輪踊り。さんさが見たくて訪れた兵庫県の女性(39)は「地域に根づく踊りがあるのがうらやましい。簡単そうに見えるのに、実際踊ると難しい」とさんさの一体感を楽しんでいた。

 参加団体から選ばれた最優秀賞は盛岡大附属高(盛岡市厨川)。副部長で3年の藤原彩乃さん(17)は「笑顔と大きな掛け声、楽しむことを大事に、全力で踊った。このイベントのおかげで心残りなく引退できる」とうれしそうに語った。

 同イベントは、盛岡さんさ踊りの中止によって、披露の場がなくなった団体のために開催。「集客イベントとして、来年も開催したい」と話している。パレード後には5分間の花火も上がった。



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