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現・新一騎打ち与野党対決 知事選あす告示 県議選と連動、前哨戦も白熱 県政界の図式を懸けて

2019-08-21

 任期満了に伴う県知事選挙は22日、告示される。表明順に、現職の達増拓也氏(55)=立憲民主、国民民主、共産、社民4党推薦=と新人の及川敦氏(52)=自民党、公明党県本部推薦=のいずれも無所属2人が立候補を予定。8年ぶりの選挙戦で、他に立候補や擁立の動きはない。国政選挙と同等の野党共闘で達増氏が4選を目指し、政権与党や現県政の対抗勢力が推す元県議の及川氏が挑む。7月の参院選岩手選挙区(改選1)に続き、与野党対決による一騎打ちの構図で争われる見込み。30日告示の県議選(定数48)と同じ9月8日に投開票される。

  立候補の届け出は22日午前8時半から、盛岡市内丸の県庁12階特別会議室で午後5時まで受け付けられる。各陣営は手続きを終え、七つ道具が到着次第、第一声に臨み、遊説をスタートさせる予定。

  達増氏陣営は午前8時から、盛岡市大通2丁目地内の事務所で出陣式をし、同8時50分ころから事務所前で第一声を行う予定。

  及川氏陣営は午前8時から盛岡市中ノ橋通1丁目地内の事務所で出陣式後、同9時ころ内丸側のサンビル交差点前で第一声の予定。

  両氏とも自らの総決起集会などは行わず、連動する各選挙区の県議選候補の集会へ出席するなどして、前哨戦で浸透を図っている。盛岡地域でみると、達増氏は19日夜に、滝沢選挙区の無所属現職と合同で総決起に臨んだ。及川氏は21日夜、滝沢選挙区のいわて県民クラブ現職の総決起に出席予定。

  それぞれ正式に出馬表明したのは、達増氏が6月16日、及川氏が7月8日だった。

  達増氏は、任期満了(9月10日)の10カ月前に表明した4年前の前回と比べると、3カ月前と期日が迫った段階で起意を示した。現職として3期12年の実績や知名度を踏まえ、対抗馬擁立の動向、参院選岩手選挙区の情勢も見ながらタイミングを図っていた。参院選については公示前から、初当選した横沢高徳氏を全面的に応援してきた。

  及川氏は、2回連続無競争阻止へ、参院選中に出馬表明。自民県連(千葉伝会長)が1年以上前から政権与党の自公に加え、現県政の対抗勢力が結集できる候補擁立を目指してきたが不調が続いた中、水面下の調整を経て県議会無所属会派の政治団体いわて県民クラブ(飯澤匡代表)も合流。土壇場で出馬に至った。参院選は平野達男氏を支援した。

  達増氏は、4年前立ち上げられ、自らも特別顧問を務める政治団体「希望郷いわてを実現する会」(高橋元、柳村一共同代表)に集う県議選候補や県議OB・OGと連動。

  及川氏は、参院選後に発足した政治団体「新しい知事をつくる会」(会長・中屋敷十元雫石町長)に自民、県民クの県議選候補とOBらが名を連ねる。

  両陣営とも盛岡市長選候補との連携については現時点で、表立った動きを取っていない。市長選投開票後の26日以降、市内で舌戦が本格化する見込み。県議選も告示されれば、さらに、両勢力が主導権争いにしのぎを削る。選挙後の県政界の図式を懸けた戦いだ。

  県選管によると、直近の選挙人名簿登録者数は7月21日現在、106万6514人(男50万8933人、女55万7581人)。



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