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経路特定へ3集団60人検査  集団感染の可能性も視野  盛岡市居住11例目妻の接触者10人も

2020-08-22

 県と盛岡市保健所は21日、県庁で会見し、新型コロナウイルスの県内感染11例目確認などについて説明した。11例目は盛岡市居住の40歳代女性会社員で、10例目の40歳代男性会社員と同居する妻。夫から感染した可能性が高い。さらに市保健所は男性の感染経路(感染源)特定のため、行動歴などから男性が勤務する職場、定期受診する診療所など県内3集団計60人を対象にPCR検査を実施。集団感染の可能性も視野に調査している。これとは別に妻の接触者として10人も検査を実施した。

 男性は発症2週間前までさかのぼっても人との接触、3密になる機会がなかった。市保健所は本人を聴取し、感染源の疑いのある集団をリストアップ。移動歴、人との接触、3密の機会などについて個別で調査している。

 60人の内訳は職場16人、診療所の従事者7人、特定につながりかねないとして伏せられた別の集団37人。診療所を除く53人中10人が男性の感染源になりうる対象で、残る43人はそこから感染した可能性のある人たち。

 矢野亮佑市保健所長は21日午前の会見で「検査結果がそろい次第、次の評価・判断をしたい」と語った。

 21日午後8時までに検査結果は発表されなかった。

 男性の濃厚接触者9人については20日までに妻を除く、同僚1人を含む親族ら8人いずれもPCR検査で陰性と判明した。他に濃厚接触者はいない。

 妻については、夫が陽性と判明した19日に発症。のどの違和感と37度台の発熱があり、20日に帰国者・接触者外来でPCR検査の結果、陽性と判明。同日感染症指定医療機関へ入院した。重症ではないという。

 発症2週間前までさかのぼっても県外へは出ておらず、感染を疑う接触もない。濃厚接触者は夫1人。他者へ感染させる可能性のある発症2日前の17日は自家用車で出勤。買い物などの目的で別の場所へは立ち寄らず自宅と職場を往復。職場は夫と別で、同僚らと一緒に作業する業務ではないという。

 市保健所は女性と濃厚接触していないが、接触可能性のある人として盛岡市内4人と同市外6人の計10人にPCR検査を実施。21日午後8時までに検査結果の公表はなかった。

 県によると、県内で判明した感染者11人のうち、21日までに6人が退院した。ともに久慈市居住の8、9例目の接触者の検査は継続中だ。



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