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ビッグブルズの練習拠点に 矢巾町の旧アイワ体育館 老朽部を回収した後 水野社長「チームのプラスになる」

2020-08-27

 矢巾町は、同町南矢幅の旧アイワ体育館(現矢巾中サブアリーナ)の改修計画を進めている。改修にかかる事業費約3千万円を含む町一般会見補正予算を、9月1日開会の町議会9月会議に提案予定。施設改修後は、男子バスケ3部(B3)の岩手ビッグブルズが、練習会場などとして専用利用する意向を示しているという。25日の町議会全員協議会で概要が示された。

 旧アイワ体育館は1977(昭和52)年6月に完成し築43年。2002(平成14)年にアイワから町に寄付された。

 建物の床面積は1067平方㍍、駐車場などを含めた敷地面積は2557平方㍍。

 現在は矢巾中と矢巾北中のハンドボール、バレーボール、バスケットボール部が土日などに相互利用しているが、平日の大半は使用されていない。

 また、施設自体の老朽化も進んでおり、雨漏りも発生するため、雨天時は使用できない。雨漏りによる床の痛みも発生しているという。

 町でも、体育館の改修の必要性を認識。今年に入り、岩手ビッグブルズが使用の意向を示したため、調整を進めていた。

 改修のうち、床や壁、屋根の補修や照明のLED化など、体育館機能の回復分約1800万円は町が負担。ゴールの設置やトレーニング室の改修など、プロ仕様の施設への改修分約1200万円は、岩手ビッグブルズが負担する。岩手ビッグブルズでは、スポンサーを通じ町への寄付として改修費用を支払う。

 町では、岩手ビッグブルズが旧アイワ体育館を使用することで、バスケ競技者や関係者への町名の周知、町内商工業、プロ選手の指導を受けられる町内小中高生への好影響を期待する。現在同施設を利用している生徒などは、町総合体育館など他の施設を活用し活動を担保する。

 岩手ビッグブルズ側からみると、旧アイワ体育館は施設がBリーグの基準を満たしていないため、公式戦は開催できないものの、バスケのコートが2面とれる上に交通アクセスが良いため、チームの活動が充実する。専用利用が実現すれば非公開練習なども行いやすく、練習拠点としては絶好の施設となる。

 体育館の使用料は年額300万円程度で協議、検討中。契約期間は、3~5年として、その後は更新する形を想定する。光熱費などのランニングコスト(年240万円ほど)は使用者負担、各種点検費用は町負担とする方向で調整中。

 体育館の使用にあたり、岩手ビッグブルズからは正式スポンサーとして選手が着用するユニホームに町名を入れること、体育館の壁にスポンサーや町の看板を入れること、選手が町内のバスケットボール部所属の中学生に週2回程度の指導を行うことなどの打診があるという。

 岩手ビッグブルズの水野哲志社長は「専用練習場としての利用が実現すればうれしい。間違いなくチーム力にプラスになる。地域、県内の子どもたちに対しても好影響が与えられると思う」と語る。

 町文化スポーツ課の田村英典課長は「岩手ビッグブルズは数々の地域貢献活動もしており、町としては歓迎したい。町としての波及効果も大きく、小中学生へのスポーツ振興などでwin-winの関係を築けたら」と話している。



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