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ネット産直をあす設立へ 紫波町の若手農家グループ 果実・野菜・コメなど出品 クリック&コネクトで配送

2020-08-31

 しわちょくに出品するブドウの手入れをするスケルプロジェクトの蒲生事務局長

 紫波町内の若手農家チーム「SUKERU project(スケルプロジェクト、高橋和久代表)」は9月1日、町内の農産品を扱うオンライン産直「しわちょく」(https://shiwachoku.thebase.in/)をオープンする。商品の配送手法に、盛岡市でのクリック&コレクトを導入することが特徴。消費者、生産者、そして提携店舗にメリットのある運営を目指す。

 しわちょくは、町内の農家5軒がブドウなどの果実や野菜、米など、それぞれが生産した農産物を出品する。主に盛岡市とその近郊がメーンの商圏を設定し、紫波町の新鮮な農産品を消費者に届ける。

 クリック&コレクトは、インターネット通販の受け取りを各家庭ではなく、専用のピックアップポイントで行うシステムのこと。

 しわちょくは当面のピックアップポイントとして、提携店舗のmameta(盛岡市盛岡駅前通、木伏緑地内)とSoRaCafe(同市北飯岡)の2店舗を設定した。

 消費者はサイトから商品を購入する際、受け取り店舗を指定。生産者は受注後、提携店舗に農産物を配達。消費者が提携店舗で農産物を受け取る。当面の商品引き取り可能日は、毎週月曜、水曜、土曜。

 消費者は送料負担なしで、引き取り日の朝に採れた新鮮な農産品を購入でき、生産者は煩雑な発送作業が削減され、協力店舗は来店機会の創出につながる。また、近距離消費の促進で、化石燃料の削減にも貢献できるという。クリック&コレクトが利用できない場合は、通常の宅配便(有料)も利用できる。

 スケルプロジェクトは、町農業青年クラブ(4Hクラブ、会長・高橋代表)を母体に、同町や町内の生産者に関わりをもったメンバーで構成された任意団体。新型コロナウイルス感染症の影響で、首都圏の飲食店に向けた流通が打撃を受けたことを踏まえ、農家が直接消費者に農産物を届ける仕組みが必要だと考え、サイトの設立に至った。

 プロジェクト事務局長で、紫波町佐比内でブドウを生産、出荷する蒲生庄平さん(43)は「消費者よし、生産者よし、提携店舗よしの『三方よし』を実現したい。コロナの影響で元気がなくなってしまった農家さんの再起や、一般消費者の方がネットだけでなくリアルの産直に足を運ぶきっかけになれば」と期待した。



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