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高校生バンドの演奏DVDに 県高文連軽音楽専門部 発表会の代替で企画 「頑張り残し次につなげる」

2020-09-10

盛岡工高軽音楽部の「Felling machine」のメンバー

 県内の高校生バンドが集まり、8月28日に県民会館(盛岡市)で開催予定だった第20回軽音楽発表会(県教委、県高文連主催)が中止になり、県高文連軽音楽専門部は生徒のいまの演奏を動画に残しておこうと、DVD制作に取り組んでいる。県内12校28バンドが参加予定で、集まった動画を今後まとめ、プロのコメントを付けて各校に渡す予定だ。同専門部代表理事で、盛岡工高軽音楽部顧問の川村ゆう子実習教諭は「県民会館での発表・交流は中止になったが、これまでの生徒の頑張りや経緯を残しておくことで次につなげたい」と話す。

 盛岡市羽場の盛岡工高の軽音楽部(平野颯大部長、部員42人)は、1~2年生の3グループが参加。8月中に動画の収録を終え、今月8日のテスト明けから練習を再開した。

 4月に結成し、本発表が初ステージの予定だった「Felling machine(ふぇりんぐ ましん)」は、電子機械科2年の笹森悠誠君(ギター、ボーカル)、吉田颯斗君(キーボード)、小山申一郎君(ギター)、戸賀沢蒼史君(ドラム)、荒川耀君(ベース)の同級生5人で活動。

 19年の発表会に別のバンドで出演・入賞したメンバーもいて、今年も楽しみにしていたが、「中止は残念だが、個々のレベルアップに時間を使おうと思った」と笹森君。気持ちを切り替え、動画収録も納得がいくまで15回ほど撮り直した。

 荒川君は「個々のレベルアップを図りながら、軽音ならではの、〝合わせる〟楽しさも追究したい」と意気込む。

 大所帯の同軽音部は複数のバンドが活動するが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、全体で集まることを避け、個人練習の時間を増やすなどして対応してきた。

 動画の演奏時間は、グループ数に限らず1校15分。構成は自由。総勢で高校生122人が参加予定で、19年の98人(13校24バンド)を上回った。

 県高文連の軽音専門部は、2005年2月に21部門目の専門部として増設が決まり、軽音系で活動している部・同好会がある高校は県内に21校ある。

 同専門部代表理事の川村さんは「発表会の1校2グループという規定がないので、多くの生徒に参加してもらうことができた。この数年はオリジナル曲を発表するバンドや女子のバンドも目立ち、幅が広がっている。コロナ下での今回の取り組みも、それぞれの活動に生かしていってほしい」と話す。

 まとめた動画は、例年発表会の審査員を依頼しているヤマハミュージックジャパン(東京都)に送ってコメントをもらい、年内にはDVD化して参加校に配布する予定。審査は行わない。



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