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子ども会と共同で制作 地域安全防犯マップ 南大通一丁目町内会 110番の家や危険箇所

2019-08-22

地域の「こども・女性110番の家」などをカラフルなマップにまとめた子どもたち

 盛岡市の南大通一丁目町内会(鈴木裕一会長)はこのほど、地域の子ども会と共同で、子どもたちによる手作りの「地域安全防犯マップ」を制作した。町内会ではマップ作りに先立ち、町内の店舗などを子どもや女性が犯罪に巻き込まれそうになった際などに駆け込める「こども・女性110番の家」に指定、新たに製作したペナントを設置して周知した。子どもたちや見守る地域住民が防犯に対する意識を再確認し、自主防犯活動を進める契機となっている。

  マップは子ども会に属する城南小と岩大附属小の児童13人が主体となり、県から派遣されたアドバイザーと職員、保護者らが支援して作成。こども・女性110番の家となった店舗などが写真付きで明記され、通学路の危険箇所も分かりやすくまとめられている。

  作成作業は8月7日に子ども会の夏行事として実施。子どもたちがアドバイザーの話を聞いて実際に町内を巡って写真を撮り、地図を見ながら一枚のマップにした。県地域安全マップコンクール(県犯罪のない安心で安全なまちづくり推進協議会、県主催)にも出品し、返却後は盛岡劇場1階での掲示を予定している。

  マップ作りの班長を務めた城南小5年の小原光君(10)は「今まであまり行かなかったところにも行って、危ないところが分かったので良かった。自分たちで絵を描いて貼るところを工夫した」と振り返る。同小5年の小野煌眞君(10)は「危険な場所などを見てもらい、低学年の小さい子たちにいつもより注意してもらいたい」と期待した。

  こども・女性110番の家の指定は6月に行われた町内会と子ども会の意見交換会で発案され実施した。ペナントは町内会の予算で制作し、現在は町内の17店舗に掲げられている。

  同町内会の平出正樹副会長(46)は「行政ではやっていないというので、町内会単位でやっていきたいと。今後工事車両の行き来も増える地域なので、安全対策を地域でもやっていきたい。これが盛岡市内、岩手県内に広がっていけば」と期待した。



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