2020年
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旧盛岡短大(盛岡市住吉町)を解体へ 市は施設移転先で取得意向 来秋までに完了へ 県が9月県議会に議案提出

2020-09-19

建物解体の議案が提出予定の旧盛岡短期大学。写真は城南小側から撮影した本館西側

 県は、盛岡市住吉町にある旧盛岡短期大学の建物を解体する。29日招集の県議会9月定例会に工事請負契約議案を提出する予定。解体するのは、敷地東側の図書館を除く地上4階建ての本館と体育館、同3階建ての別館。工期は着手から1年間で、2021年秋ころまでを予定。契約金額は約6億1700万円。盛岡市は地元の要望を踏まえ、児童・老人福祉センターの移転先として、跡地の一部を取得する意向を県に伝えている。

 1969(昭和44)年に現地への移転により本館が建設された。79年に別館、91(平成3)年に付属図書館がそれぞれ増設された。敷地面積は1万6181平方㍍ある。

 本館・体育館は建築面積3277平方㍍(床面積8919平方㍍)、別館が424平方㍍(1204平方㍍)ある。いずれも鉄筋コンクリート造。98年に県立大の開学に伴い、滝沢キャンパスへ移転した。

 建て替えに伴い盛岡東警察署が一時入居し、現在も図書館は文書保管庫として使用されている。それ以外は施設を使用しない状況になり、老朽化が進み、今後の使用予定もないとして解体を決めた。

 こうした中、地元河南地区の町内会は期成同盟会を組織。短大跡地を、市山王児童・老人福祉センターの移転先とするよう市に要望してきた。

 市はこれを踏まえ、短大跡地西側の城南小に隣接する約4千平方㍍について、市有地との等価交換を含め、土地取得の意思があることを県に伝えている。

 達増知事は18日の定例会見で「あの辺は私も何年か住んでいたことがあり、グラウンドでは虫を捕ったりした。地元の方が土地や建物をどう見ているか国会議員や知事になってからも話を聞いてきた。盛岡らしさを支える役割を果たしてきた地域なので、うまくいけばいい」と述べた。



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