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知事選告示 県政トップ懸け与野党対決 現職の達増氏と新人の及川氏

2019-08-23

 任期満了に伴う県知事選は22日、告示された。届け出順に無所属現職の達増拓也氏(55)=立憲民主、国民民主、共産、社民4党推薦=と無所属新人で元県議の及川敦氏(52)=自民党、公明党県本部推薦=の2人が立候補。他に立候補はなく8年ぶりの選挙戦は両氏による一騎打ちで、17日間の舌戦が開幕した。東日本大震災津波から間もなく8年半、少子高齢・人口減少に歯止めがかからない中、県政のトップにふさわしいのは誰か。野党共闘で臨む達増氏の続投か、これに対抗する勢力が推す及川氏による刷新か、有権者の信を問う。9月8日投開票。(7面に関連記事)

  今回は、4選を目指す達増氏の2回連続無競争の観測が強まる中、これを阻むため自民と政治団体いわて県民クラブが土壇場で結束。中央で自民と連立政権を組む公明も加わり、政治姿勢や多選批判を背景に、及川知事誕生へ結集。7月の参院選岩手選挙区(改選1)と同様に、与野党対決の構図で争われることとなった。

  同時に、30日に告示される県議選(定数48)の候補予定者とそれぞれ連動。達増氏は希望郷いわてを実現する会、及川氏は新しい知事をつくる会の各政治団体と、同じ9月8日の投票に向け、勢力同士がしのぎを削る。

  両陣営は告示日午前8時、それぞれの事務所で出陣式・神事に臨み、七つ道具の到着とともに第一声。

  達増氏陣営には、総括責任者の森越康雄後援会連合会長、選対本部長の木戸口英司と同代行の横沢高徳両参院議員、実現する会に集う県議選候補ら18人が出席。第一声には推薦する各党、労働団体、業界団体関係者ら約200人が集まった。

  達増氏は式で「野党結集の大きな広がりの中で、県政の新しい形を作っていけるよう全力を尽くしたい。選挙戦を通じて一人でも多くの県民と心を通わせ、意思を統一し、幸福を守り育てる希望郷いわてを実現すべく選挙で結果を出し、その翌日から県民みんなで未来に向かって進んでいけるよう全力で頑張る」と支持を呼び掛けた。

  及川氏陣営には、総括責任者の千葉伝自民県連会長、選対本部長の中屋敷十つくる会会長、公明県本部の小林正信青年局長、県民クの飯澤匡代表、高橋比奈子と藤原崇両衆院議員、平野達男前参院議員、つくる会の県議選候補ら20人が出席。立憲民主県連合顧問の黄川田徹前衆院議員もマイクを握った。

  及川氏は約150人の支持者を前に「岩手県の命運の懸かった選挙。知事は県民の代表なのに、今は、国との関係は悪い、市町村とのパイプも詰まっている。敵と味方をはっきり分けている。自分は県民に愛される県政を作りたい。熱意があれば必ず勝てる」と説いた。

  投票は県内33市町村の全1035カ所(7月の参院選と同数、共通投票所2カ所を含む)で、即日開票される。期日前投票は23日(県議選は31日)から9月7日まで県内106カ所で行われる。7月の参院選より2カ所減る。

  21日現在の有権者数は106万744人(男50万6080人、女55万4664人)。



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