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絆深める特別なビール ベアレンが限定7千本発売 姉妹都市提携 35周年を記念 盛岡・ビクトリア

2020-09-28

 盛岡市・ビクトリア市姉妹都市提携35周年を記念し製造されたスペシャルクラシック

 盛岡市北山のベアレン醸造所(木村剛代表取締役)は、盛岡市・ビクトリア市姉妹都市提携35周年を記念したビール「ベアレン スペシャルクラシック」を製造した。本来5月18日にビ市で催される予定だった祭典ビクトリアデーに向け、製造・出荷する計画だった。新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により国内販売にとどまった。7千本限定で15日から発売を開始。26日に盛岡市内で関係者を招き、独自に祝う会を開催。スペシャルビール発売の経緯などについて紹介した。

 スペシャルビールは、2019年にビクトリア盛岡友好協会のウィリアム・マクレディ会長がベアレンの直営レストランを訪れた際、35周年を記念した企画の話題が出たことがきっかけで、プロジェクトが始動した。

 カナダ産麦芽100%と雫石町産のホップを使用。ラベルは盛岡市出身のデザイナー佐藤未南子さんが手掛け、ベアレンのクマをビ市から寄贈されたトーテムポールに見立てたかわいらしいデザイン。販売範囲は盛岡市を中心に国内で、330㍉㍑の希望小売価格が389円(税別)。

 盛岡市とカナダのビクトリア市は、1985(昭和60)年の姉妹都市提携から今年で35周年を迎えた。これを記念して市民訪問団がビクトリアデーのパレードに参加する予定だった。


ビクトリア市長からのビデオメッセージを見る参加者たち


 祝う会には、木村代表取締役ら同社関係者、谷藤裕明盛岡市長、盛岡市・ビクトリア市姉妹都市提携35周年事業実行委員会の鎌田英樹委員長、市民ら約30人が出席。ビクトリア市のリサ・ヘルプス市長、ウィリアム会長からのビデオメッセージ、カナダ先住民の踊り、スペシャルビールの仕込みの様子などが動画で紹介された。

 木村代表取締役は「盛岡の企業ということで、35周年を市民の立場からお祝いし、盛り上げたいと会を企画した。コロナで人の行き来は難しくなったが、気持ちの部分で姉妹都市とつながっていきたい。ビールは人と人を結びつける。お互いの文化を理解し合うことはこれからの発展にとっても大切になる」とあいさつ。

 谷藤市長は「今年は市民訪問やビ市長を招いて五輪観戦などを予定していたが、中止せざるを得ない状況で残念。そんな中、カナダの麦芽を使用したスペシャルビールの製造・発売と併せて、素晴らしいイベントの開催に心から感謝する。ビ市も地ビールの醸造が盛んな地で、これを機に交流がさらに広がればうれしい」と話した。



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