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つながりは切らしません 規模縮小しサロン開催 十五夜飾りの生け方学ぶ 盛岡市の山岸5丁目町内会

2020-09-29

山岸五丁目公民館で開かれたミニサロンで井畑朝子さん(手前)から「十五夜飾り」を教わる参加者

 盛岡市の山岸五丁目町内会(斗成正明会長、約450世帯)が運営する「山岸五丁目サロン・まめっこ会」は28日、同市山岸5丁目の公民館で開かれた。町内から約20人が参加し、身近な草花で作る「十五夜飾り」の生け方を教わった。

 10月1日の中秋の名月(十五夜)を前に開かれた。町内に住む井畑朝子(ともこ)さん(80)が講師。参加者はススキやケイトウ、クジャクソウなど初秋の草花に季節感を味わいながら、丸い形のピンポン菊を月に見立てて、持参の花器に丁寧に生けていた。

 井畑さんは、花を生ける上での主枝、客枝などそれぞれの枝の役割(役枝)について解説し、「庭の花は〝季節の語り部〟。身近な花を取り合わせるなどして楽しんでほしい」とアドバイスを送った。

 参加した高橋妙子さん(88)は「久しぶりに盛り花(口の広い花器)に生け、子どものころに生け花を習っていたことを思い出した。十五夜にはお団子と一緒に供えたい」と笑みを浮かべていた。

 同サロンは、2014年4月から月2回開かれ、今回が146回目。新型コロナウイルス感染拡大防止のため今年3月から6月まで休止し、その間は「サロンだより」を月1、2回のペースで発行。全戸回覧して情報提供し、つながりが途切れないようにした。

 7月からは「まめっこ会」(ミニサロン)として、常連者に声を掛けて少人数で開催。今回もマスク着用や検温、手洗いなどを呼び掛け、「3密」を避けながらの実施となった。

 同サロン世話人で民生児童委員の高橋博子さん(72)は「以前のように広く参加を呼び掛けて開催するまでには至っていないが、つながりが切れてしまうのが一番心配。交流がないと高齢者の心身への影響も心配されるので、感染症対策に努めながら少しずつできることから取り組んでいきたい」と語った。



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