2020年
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フォトウェディングはいかが ヒラトヤブライダルファッション 盛岡の街並み背景に コロナで式延期相次ぎ企画

2020-10-01

県公会堂前で撮影するカップル。「もりおか街中フォトウェディング」

 盛岡の街中で撮影するフォトウェディングが、全国から注目されている。大通りや開運橋、桜山参道など日常で見る盛岡の街並みを撮影スポットにした新しい試み。婚礼衣装レンタルのヒラトヤブライダルファッション(盛岡市三本柳)が「盛岡まちなかフォトウェディング」の名で8月から始め、既に20組が予約済み。新郎新婦の新しい門出の形として広め、新型コロナウイルス禍で窮地のブライダル産業を救う。

 フォトウェディングは、結婚式の代わりに写真を撮る「写真だけの結婚式」のこと。教会や神社、公園、砂浜などが一般的で、夫婦の思い出の場所を選ぶ人もいる。

 新型コロナの影響で式の延期や中止が相次ぐ中、緑豊かで歴史ある建物が多い盛岡の街並みを撮影スポットにするフォトウェディングを、同社で企画。8月12日からスタートした。

 南昌荘や岩手城址公園といった名所旧跡だけでなく、大通りや開運橋、県立美術館、御所湖など、日常生活でよく見るスポットで撮影できるとあって、同社のフォトウェディングの受注は前年の2倍に増加。コロナ禍で収入が落ち込んでいるカメラマンなどの収入源にもつながっている。

 9月30日には、1月に入籍した盛岡市三ツ割の南雲夫婦が、初デートをした桜山かいわいや自宅などで撮影。夫の剛史さん(27)=会社員=は「10月に式を挙げる予定がコロナで延期した。二人の思い出の場所を写真に収められてうれしい」と話し、妻の佑菜さん(20)は「付き合った当時を振り返りながら撮影できた」と、7月に誕生した長女の愛巴(あいは)ちゃんと撮影を楽しんでいた。

 価格はドレス、ヘアメイク、撮影料など含めて税別14万円(洋装)。和装などの追加(別途料金)もできる。平和・とりょうタクシー(盛岡市)の協力で、ジャンボタクシーの送迎付き。SNSで発信できるよう現物写真でなく、30~50カットをデータで提供する。

 同社営業企画の川村真央課長代理(38)は「新しい結婚の形として盛岡に定着させ、来年は花巻や北上など各地に広げていきたい」と話していた。



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