2020年
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心を一つにハーモニー 矢巾町で第1回音楽祭 児童生徒が合唱や吹奏楽熱演

2020-10-19

元気いっぱいの演奏を披露した煙山小吹奏楽部

 第1回矢巾町音楽祭(実行委主催)は18日、矢巾町南矢幅の田園ホールで開かれた。新型コロナウイルス感染症の影響で大会やコンクール、町芸術祭などが中止となり、発表の機会が少なくなった小中学生に、練習の成果の場を提供しようと、初めて開催されたもの。町内の児童生徒らが観客の前で磨いてきた表現力を披露。心を一つに美しいハーモニーを響かせた。

 出演は煙山小、不動小、矢巾中、矢巾北中、不来方高の児童生徒の約250人。また、ゲストとして、町との交流が20年目の節目を迎えた普代村から、国指定文化財を伝える鵜鳥神楽保存会が出演した。

 児童生徒は、それぞれが部活動などで練習を重ねてきた合唱や吹奏楽などを熱演。演奏が終わるごとに観客から大きな拍手が寄せられた。

 煙山小吹奏楽部の生田侑里部長(6年)は「今年は全員が集まっての練習ができなかったが、私だけでなく、6年生全員が下級生を引っ張って、ここまで練習してきた。いい演奏ができた」と語る。今年度に入り、観客がいる中での演奏は今回が初めてという。「拍手があるなど、ステージと客席が一体となって、聞いてくれる人が居るステージはやっぱり楽しいと実感した」とほほ笑んだ。


力強い鵜鳥神楽の舞


 矢巾北中特設合唱部の宍戸咲羽部長(3年)は「日ごろ応援してくれる人や、町への恩返しの思いを込めて歌った。今年度はステージに立つ機会が少なく、今回はいい経験になった。本番では、全員が楽しくやり切れたと思う。これから先、中学校生活に残された数少ないステージも、全力で楽しみたい」と話した。

 音楽祭の開催にあたり、実行委では新型コロナ対策を徹底。来場者にマスクの着用と手指の消毒を徹底したほか、ホール内の換気を確保するために普段は閉鎖するドアを開放。午前の部と午後の部の間の休憩中には、会場の消毒も実施した。

 入場者数も最大収容人数の約50%に制限。ホールに入りきれなかった人には、隣接する町公民館に設けたライブビューイング会場に案内した。

 町では、来年度以降も音楽祭を開催する方針を示している。



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