2020年
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事業者に分かりやすく 盛岡市でGoToトラベル 地域共通クーポンの説明会 会場で申請のサポートも

2020-10-20

 新型コロナウイルス感染症の影響で疲弊した観光業種を支援する国の事業「GoToトラベル」における、地域共通クーポン券事業の説明会と申請サポート会(盛岡観光コンベンション協会主催)が19日、盛岡市中ノ橋通のプラザおでってで開かれた。盛岡市、花巻市、八幡平市、岩手町の事業者や商工会関係者ら18人が参加し、事業概要や申請手続きの進め方の説明を受けた。

 地域共通クーポン券事業は、1日から全国的に運用が始まっている。しかし、県内では説明会が少なく(現在はオンライン説明会のみ開催)、周知期間の短さなどもあり、県内の登録事業者数は1743事業者(10日時点)と伸び悩んでいる。

 盛岡観光コンベンション協会にも、「飲食店ではないから対象外だと思っていた」「利用者や修学旅行生からクーポンを出されることがあり、今からでも申請したい」などの相談が寄せられた。このため、GoToトラベル事業の岩手事務局と連携し、説明会と申請サポート会を初めて開催した。

 説明会では、GoToトラベル岩手事務局の職員が、事業概要や申請手続きの進め方について説明。飲食事業者が地域共通クーポン券事業に参加する場合は、事前に「GoToイート」事業に登録する必要があることなど、注意事項が示された。

 申請サポート会には、15の飲食、小売事業者が参加。職員の説明を聞きながら、事業に参加するための申請書の作成に取り組んだ。会場で記入した申請書は、同日付でGoToトラベル岩手事務局が受け付けた。

 参加した亀半呉服店(盛岡市肴町)の佐藤喜一社長(66)は「地域共通クーポン事業を運用していくためのサポートもあると助かる。呉服業界は、新型コロナで展示会ができなくなった影響が非常に大きい。GoToトラベルには期待している。地域共通クーポンだけでなく、さまざまな制度を使い幅広くお客さんを受け入れられるようにならなければ」と語った。

 南部紫根染や南部しぼりなどを製造、販売する草紫堂(同市紺屋町)の藤田繁樹代表(55)は「お客さんから地域共通クーポン券が使えるか問い合わせがあり、導入しようと思った。5月の連休以降、売り上げは大きく落ち込んでいる。感染リスクを考えると、関東や関西の催事に行くのはまだ怖い。きっかけは何でもいいので、消費喚起につながってほしい」と願った。

 盛岡観光コンベンション協会の小原俊彦専務理事兼事務局長は「できるだけ多くの店舗に登録してもらい、売り上げの下支えにつなげてほしい。感染症対策をした上で、全国からお客さんを呼ぶ一助となれば」と話した。

 GoToトラベル事務局では、「事業を受託している裏方である」との理由から、説明会などでの職員の撮影を全国的に許可していない。今回の説明会、申請サポート会でも、職員の撮影は許可されなかった。

 GoToトラベル事業に関する事業者からの問い合わせは、コールセンター(電話0570―017―345。午前10時から午後7時。年中無休)で受け付ける。



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