2020年
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収穫の秋 大勢の来客 しずくいし軽トラ市 コロナに負けず今年最後の開催 雫石中家庭部も栽培野菜販売

2020-11-02

大勢の来場者でにぎわいを見せた今年最後の軽トラ市

 2020年最後のしずくいし軽トラ市(同実行委員会主催)が1日、雫石町のよしゃれ通りを会場に開催された。今年は、新型コロナウイルス感染症の影響で、例年の5月から2カ月遅れの7月に開幕。出店規模の縮小や手指の消毒、シャトルバスの運行中止など、感染症対策を講じながら5回の市を実施した。天気にも恵まれた1日は、午前9時の開幕に合わせて大勢の来場者が訪れ、野菜や物産などを買い求めていた。

 よしゃれ通りには、キャベツやサツマイモ、リンゴ、カキなど旬を迎えた野菜や果物、ホタテやカキなど三陸の海産物、飲食など52店舗が出店。来場者は、飲食を楽しんだり、出店者と会話をしながら軽トラ市の雰囲気を楽しんでいた。

 会場の一画では、雫石中家庭部が、自らが手塩に掛けて育てたサツマイモやネギ、サトイモなどを販売した。同部は、例年10月に開催される町産業まつりで、6次産業化実習の最終工程であるスイートポテトタルトの販売を行っているが、今年はまつり自体が中止となった。このため、赤い羽根共同募金寄付金付き商品としてサツマイモを軽トラ市で販売することとした。


自分たちが栽培したサツマイモなどを販売する雫石中家庭部

 生徒は、のぼり旗の作成や「大学いもに憧れる中学いも」と書かれたポップを作成するなど、より多くの人に手にとってもらえる工夫も考えた。会場でポップを手に来場者へ積極的に声を掛け、約20㌔用意したサツマイモは、1時間足らずで完売した。

 同部の新屋和部長(3年)は「値段などをいろいろなところに聞いたり、ロゴや旗など宣伝できるものを増やしてかわいくデコレーションするなど、イモをPRするアイデアをみんなでたくさん出してきた。ネズミの被害などでいつもよりも量は少ないが、できるだけたくさん買ってもらいたい」と話した。

 新型コロナの影響で、催し物なども実施できない1年だったが、町内外から訪れた人でにぎやかに幕を閉じ、来年につながる軽トラ市の最終開催となった。

 相澤潤一委員長は「今年は開催できるかが一番の不安材料で、2カ月間お休みした。軽トラ市は経済活動の一つでもあるので、何とか開催したいという思いがあり開催につながった。待ち望んでいたという声が各所から聞こえ、非常に喜んでもらえた。来年は、何とかコロナが収束して、通常開催できれば」と今年の開催を振り返った。



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