2020年
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盛岡でもGoTo商店街 10日ごろから河南地区などで 自粛マインド転換へ 歴史・生活文化に焦点当て

2020-11-05

GoTo商店街が始まる河南地区(写真はホットライン肴町アーケード)

 新型コロナウイルスの影響を受けた商店街の集客を支援する国の「GoTo商店街」が10日ごろから、いよいよ盛岡市内でも始まる。河南地区、盛岡城跡公園周辺エリアの商店街らが共同で、回遊や来店、にぎわいを生み出す企画を、準備ができ次第始動。今回は歴史・生活文化スポットに焦点を当て、12月からの第2弾では、年末年始が需要期の飲食店をメーンの対象とする。コロナ禍で浸透する自粛マインドを転換させ、歳末商戦を後押しする。

 対象エリアは内丸(旧東大通)、肴町、紺屋町、南大通、八幡町、中ノ橋通、松尾町の商店街や商店会など。第1弾は「〝kanan〟もりおか歩き訪ねてステキな出逢いプロジェクト(仮称)」と題し、12月20日まで実施する。

 実施予定は、エリア内の街歩きを促す▽ポータル・リーフレット「イラストマップ(絵地図)」▽参加店舗や観光スポットの中を見られる動画「ちらっとお邪魔しますビデオ」▽伝統工芸店や工房、料亭、菓子店などを歩き訪ねるスタンプラリー▽盛岡駅―河南地区を周回する「ボンネットバス」運行▽さんさ踊りなどのアトラクションイベント―など。一斉スタートでなく、各自準備ができ次第のスタートとなる。

 動画は、気軽な入店を促す目的で、「入りにくい」ようにみられる店、施設の内部や店主のメッセージを、1軒30~60秒で撮影する。11月中旬から順次、専用サイト(名称未定)にアップする。100件以上を集め、動画用QRコードを記載したポスターも作る。

 対象エリアのイラストマップは、盛岡地域11万3千戸にポスティングする。スタンプラリーは、マップ上のチェックスポットを巡る企画で、スマートフォンアプリとの連動から参加を広げる。

 ボンネットバスは駅利用者を呼び込むため、盛岡駅~地区内各スポットを周回。商店街店主がガイドになり、期間中2日程度の運行を予定。レトロな外観から、SNSでの発信にも期待できる。

 飲食店を中心とする第2弾は、12月21日ごろから1月下旬を予定。名店から裏路地の店まで100件以上の参加を募る計画。申請準備中。

 第1、2弾とも、対象エリアの11商業振興団体が参加。第1弾は、1400万円の助成金で運営する。

 構成団体の一つ、もりおか八幡界隈まちづくりの会の大石仁雄会長(56)は「盛岡バスセンター、ななっくの閉業、岩手医大の移転に次いでコロナと、河南地区の集客力は危機的な状況。活気と経済活動を元に戻したい」「地域の魅力を再発見する機会として、地元の人に利用してほしい」と話している。



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