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思い伝える手書きポップ のびあ×さわや教室作品 盛岡市大通の本店に掲示 来店者の目を引く力作ズラリ

2020-11-07

さわや書店本店の店頭(雑誌コーナー上部)に受講者による作品が掲示されている

 滝沢市の企画会社のびあ(高橋真樹代表取締役)と盛岡市のさわや書店本店が8月に共同開催した「さわや書店発POP(ポップ)教室」の受講者による作品が、盛岡市大通の同店に掲示されている。限られたスペースで本を勧める手書きポップ。教室での学びを踏まえて書かれた力作が、来店者の目を引いている。

 のびあによるポップ教室は初開催。新型コロナウイルス対策を考慮し、会議ツールのZOOMを利用したオンライン講座として開かれた。県内外の15人が参加。受講後に制作したポップを集め、紹介する本の実物と並べて掲示している。11月末までの予定。

 教室では、さわや書店外商部と商品管理部の栗澤順一部長(48)が講師を務めた。受講者は好きな本1冊を用意して参加し、見た目重視の「アイキャッチ型」と文章による「おすすめ提案型」のパターン、誰に何を伝えたいのか内容を吟味することに理解を深めた。


言葉やレイアウト、絵など工夫して作られたポップ作品

 ポップの内容を決める上では、その本の感想を他の人に話してみることも重要。栗澤部長は「考えを相手とキャッチボールする中で、伝えることができるようになる」と話す。教室でも、受講者がお薦めの本について話す時間を設けた。

 高橋代表取締役(55)は「さわやさんの有名な手書きポップを、一般の人が自分の推す本でできたら面白いと思った。限られたスペースで伝えるというのは勉強になった」と振り返る。

 「ポップを書くことで、簡潔に自分の思いを伝えられる。入試や就活、何にでも役に立つ」と可能性を実感。今後は新型コロナの状況を見つつ、実際に集まって開催することにも意義を感じている。

 さわや書店は、これまで県内の高校などでもポップ作り教室を実施。店頭での掲示は今回が初めてという。

 栗澤部長は「書店の店頭は本来、いろんな人に使ってほしいと思う。こちらが仕入れたものを置いて店を作るより、お客さんの声も取り入れて作っていくのが理想」と語った。



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