2020年
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シーズンに備え感染症対策 岩手高原スノーパーク 屋内施設に抗菌剤塗布 ゴンドラも同時乗客減へ

2020-11-12

レストランの椅子にコーティング剤を塗布する天野さん

 冬季到来に向け、ウインタースポーツ関連施設ではコロナ下における感染症対策に備える動きが出ている。鈴木商会(鈴木一正社長、本社・東京都)が運営する岩手高原スノーパーク(竹澤勝美支配人、雫石町長山岩手山)は12月12日の営業開始に向け、屋内施設に抗菌・抗ウイルス効果のあるコーティング剤を施工。安心安全に施設が利用できるよう、予防策を模索している。

 11日は、施工の様子が報道公開された。中央施設であるセンタープラザ館内の椅子やテーブル、ロッカー、ドアノブ、トイレなど、不特定多数が触れる高頻度接触箇所全般にコーティングを実施。今季から盛岡駅との間を運行開始のシャトルバス車内にも施された。

 コーティング剤の有効成分である酸化チタンは、紫外線により酸化還元反応を示す「光触媒」と呼ばれる物質で、一般的に菌やウイルスを不活性化させる効果がある。また、銀イオンを含有することで、紫外線の弱い室内光でも、抗ウイルス性、抗菌性を高めているという。

 施工を担当するFCR(渋谷弘社長、本社・東京都)の天野暢さんは「一定時間光に当たることで効果が表れ、増殖も抑えられる。効果は1年ほどで、過度に乾拭きするなどしなければ、シーズン中は持続する」と話す。

 岩手高原スノーパークでは営業開始に向け、消毒液の配備や従業員の感染対策の徹底、利用者にはマスク着用やソーシャルディスタンス確保を呼び掛けることなどを確認、準備している。

 竹澤支配人は「アウトドアスポーツの場合、一番は屋内での接触感染を防がなければならない。接触頻度の高い館内全域とバスに施工したところ。ゴンドラについても、同時乗車人数を減らすなどして、三密防止を講じる。より安心安全な施設提供をテーマに万全を期したい」と話していた。



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