2020年
11月27日(金)

地域新聞はおもしろい 地域新聞だからおもしろい

全文を読む

患者数が100人超え 県内コロナ 新たな感染者15人 1日の確認数過去最高

2020-11-21

 県と盛岡市保健所は20日、県内で新型コロナウイルス感染症患者が新たに15人確認されたと発表した。7月末に本県で初めて感染者が確認されて以降、県内で1日に感染が確認された数としては過去最高。居住地別では、盛岡市4人、紫波町2人、雫石町1人、矢巾町1人、花巻市2人、住田町1人、釜石市2人、宮古市2人。いずれも重症ではない。盛岡市内を中心に複数のクラスター(感染者集団)が発生しており、11月に入って感染者数は急増し、100人を超え、112人になった。

 18日に感染が発表された矢巾町の40歳代男性会社員が務める県内の事業所では、同僚5人の感染が新たに判明。盛岡市の50歳代女性、40歳代男性、20歳代女性、紫波町の40歳代女性2人。同じ事業所で、既に感染発表済みの花巻市の50歳代男性の同居家族で、同市の40歳代女性団体職員の感染も判明。

 同じ事業所で既に感染が確認されている滝沢市の50歳代男性会社員の職場関係者で、会食を共にしていた花巻市の20歳代男性会社員の感染も確認された。当該の職場関連では、同僚8人、家族4人、職場関係者1人の計13人が感染しており、県では職場内クラスターの可能性も高いとみている。

 ヌッフ・デュ・パプのクラスター関連では、新たに2人の感染が判明。同店で10月29日に会食して既に感染が確認されている同市の40歳代男性会社員の職場同僚で、矢巾町の40歳代女性会社員。もう1人は同店で7日に友人2人と会食していた住田町の50歳代の無職男性。この男性は、これまでに同店での会食で感染が確認されているグループとは異なるグループで訪れていた。

 おおいしのクラスター関連では、新たに1人の感染を確認。おおいしを利用して感染が確認されている盛岡市内診療所医師の患者で60歳代男性自営業の同居家族で、同市の70歳代女性自営業。

 この他、宮古市の居酒屋ニシザワの利用者で既に感染が確認されている同市の30歳代男性会社員の同居家族で、同市の30歳代女性会社員の感染も判明。

 これまでの県内の感染者との関係性が現時点でない、新たな感染者としては国外から9日に入国した釜石市居住の20歳代の男性会社員、20歳代の無職女性の夫婦の感染も確認された。国籍は非公表。入国時の検疫ではウイルスは不検出だったが、2週間待機の中で症状が出てウイルスが検出された。

 この他、雫石町の30歳代男性会社員、宮古市の60歳代女性会社員の2人の感染も確認された。雫石町の男性は、同居家族2人、親族5人が濃厚接触者。宮古市の女性は同居家族3人と職場同僚8人が濃厚接触者で、職場同僚1人が接触者。

 1日の感染者が過去最高となったことについて、工藤啓一郎医療政策室長は「15人は多いが、何例目かの濃厚接触者や関係者が多い。接触状況を確認し、検査を広め、対象者を捕捉する作業の結果が現れていると思っている。全くどこにいるか分からない状況よりも、捕捉しつつあるとの感覚。ただ数が増えたということではなく、これからどう広がるか、それをストップさせられる可能性がある」と話した。



前の画面に戻る

過去のトピックス