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盛岡市のふるさと納税返礼品に リーガルの靴3モデル 芋田の岩手製靴が製造 「地元製品の良さ広めたい」

2020-11-23

315R(ブラウン)を紹介する矢部社長

 リーガルコーポレーション(武川雄二社長、本社・千葉県浦安市)の紳士靴が、盛岡市のふるさと納税返礼品に採用された。「REGAL」ブランドの人気モデル、ストレートチップ(315R)、ローファー(JE02)、タッセル(JE03)の3モデルで、盛岡市芋田にある子会社、岩手製靴(矢部義紀社長)が製造している。矢部社長は「返礼品採用を機に、若い人にも認知してもらい、地元で作られた製品の良さを広めていきたい」と期待する。

 岩手製靴は1972年設立。同ブランドの高級モデルを中心に、年間約15万足を生産している。

 製造にあたっては、同じく子会社の田山製甲所(八幡平市石名坂)が供給する靴の甲の部品(アッパー)を使用。裂け、傷、色ムラなど、自社基準を満たした天然皮革のみが材料となる。靴の形に加工する「釣込」、靴底を取り付ける「底付」などの工程を経て完成させる。

 製造する革靴には「グッドイヤーウエルト製法」を採用。頑丈で長持ちし、修理も可能。中底とソールの間にコルクなど中物を入れることで、履くほどに足の形になじむという。高い技術と手間が必要で、皮革の裁断から完成まで130工程を超える。

 「天然皮革は一つひとつコンディションが違い、自動化できない。一番簡単な工程でも1年、仕上げとなると10年の経験を要する。縫い目一つにも厳しい基準があり、それをクリアすることで長く使用していただける」と矢部社長は語る。


職人の作業の様子(靴はJE03)

 「岩手という自然豊かな場所で、地域に根付いて48年間やってこられた。これからも時代に即したデザインや履き心地、機能などを持った、市場にないような靴づくりに挑戦したい。特産の短角牛を使うなど、地域性を生かした靴も作れたら」と展望した。

 採用された3モデルは18日から、ふるさと納税ポータルサイトのふるさとチョイス(https://www.furusato-tax.jp/city/product/03201)、ふるぽ(https://furu-po.com/lg_list/tohoku/iwate/032019)で受け付け開始した。

 寄付設定額は、315Rが9万9千円、JE02とJE03が8万5千円。



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