2021年
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県内コロナ感染 累計300人超、死者10人に 厚労省対策班が活動開始

2020-12-15

 県と盛岡市保健所によると、県内の新型コロナウイルス感染症患者は14日発表時点で、累計306人(うち盛岡市分131人)となった。新規は雫石町内の院内感染によるクラスター(感染者集団)と、花巻市職員関連。雫石町のクラスターについては、県が要請した厚労省の対策班が同日から支援に入った。また、基礎疾患のある高齢者の死亡も新たに確認され、計10人となった。県は重症化しやすい高齢者の感染防止を呼び掛けている。

 発表日別に13日が7人、14日が4人。関連別ではクラスターの発生している雫石町の病院が10歳代と30歳代、50歳代、80歳代の男女7人、花巻市関連が40歳代と50歳代、70歳代の男女4人。いずれも重症ではないか、無症状病原体保有者。

 雫石町のクラスターは計70人になった。最初に見つかった20歳代医療従事者男性の濃厚接触または接触した患者や医療従事者ほか、複数の医療従事者の同居家族らもいる。同居家族の中には10歳代の男女各1人でウイルスを検出。就学中である以外、校種は非公表。市保健所は所属する学校での休校の情報などを確認していない。

 クラスター対策班は14日から1週間程度、活動する予定。

 花巻市関連は、最初に確認された40歳代市職員女性の接触者で、50歳代市職員男性とその同居家族3人。市職員男性は発症日が1人目より1日早く、どちらが起点の感染か明確でない。

 また、死亡は13、14日にそれぞれ1人ずつ発表があった。いずれも基礎疾患を持ち、入院していた65歳以上の高齢者だった。

 県内では感染者の約30人に1人の割合で死亡している。デイサービスや病院など高齢者の利用する院内・施設内で感染するケースが増えているのが原因だと、県保健福祉部は分析する。

 同時に家族内の感染連鎖もあり、対策検討が急務だ。

 県の工藤啓一郎医療政策室長は、個人や医療・高齢者施設における対策も踏まえ、「専門家とも相談して考えたい」と述べた。



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