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〝安心環境〟へ懸命 「ついったーて」人気 KITENEが制作 クラスター発生後に受注増 独自アイデアで集客図る店も

2020-12-18

大活躍する「ついったーて」=博多ラーメンまるひで

 新型コロナウイルスの感染が拡大し、盛岡市内の店や施設は、感染予防対策に追われている。繁忙期のはずの年末に、閑散とする飲食店や専門店。飛沫感染予防の仕切り板の設置や、少数の貸し切りプラン立案などから、安心して来店できる環境を整えている。

 盛岡市肴町のDIYスペース「KITENE(きてね)」で制作している、オーダーメードの仕切り板「ついったーて」は、11月のクラスター(感染者集団)発生以降に、受注が急増。県産スギの木枠と、アルコールで拭いても濁らない塩ビ板が使い勝手が良いと、飲食店や薬局、クリニック、老人ホーム、観光案内所、金融機関など、多数の事業者が利用。発売した4月から約半年間で、約200台を売り上げた。

 会議室や来客スペースなどについったーてを導入した「いわぎん事業創造キャピタル」(同市中央通)は「デスクのサイズに合わせて制作してくれて、非常に使いやすい。木枠でしっかりと仕切られている安心感もある」と使用感に満足。

 「博多ラーメンまるひで」(同市南大通)は、ついったーてでの感染予防を万全に、4人以上で店を貸し切りできるプラン(1人2千円~)を作るなど、独自のアイデアで集客を図っている。

 淺沼秀明店主(45)は「夜営業の売り上げは4~6割減の状態。来店が1~2組だけだった日もある。ならば少数、小時間で安心して楽しんでほしいと、貸し切りプランを考えた」と話していた。

 きてね運営者であるホームセンター(同市肴町)の齊藤健吾社長(37)は「夜の飲食店街は、少数の来店でも構わないという切実な状況。来店を促す感染予防アイテムを考案していく」と語った。

 ついったーては、税込み4580円から。外回りで使える小型のついったーてもある。



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