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PCR検査し開催へ 矢巾町成人式 「例年通り祝いたい」 費用は町負担 陽性者は入場を規制

2020-12-22

会見する高橋町長、セルスペクトの岩渕拓也社長、西郷社長(左から)

 矢巾町は21日、来年1月10日の成人式を、新型コロナウイルスのPCR検査を参加者全員に実施した上で、例年通り開催すると発表した。町内の新成人313人含め、入場者全員の検査費用を町で負担する。「イベントの規模縮小や中止が相次ぐ中、一生に一度の成人式は、例年通りお祝いしたい」という高橋昌造町長の強い思いから決定した。

 検査は前日の9日、町公民館(南矢幅)を会場に実施する。午前9時から午後3時の間に、訪問した対象者の唾液を採取し、結果を専用サイトで当日午前9時までに個人に通達する。町にも結果が通知され、陽性者は入場が規制される。

 式は、来賓あいさつが一人にしぼられた以外は、例年通り。新成人の決意表明や集合写真の撮影などがある。保護者は、会場の田園ホール隣の公民館で式の様子をオンラインで視聴する。

 検査対象は新成人、来賓、町職員など会場に入る379人。新成人には、検査案内を17日に発送した。新成人で県外在住者は、住民基本台帳上では約30人。ほぼ学生のため、住所を変更していない県外在住者が半数はいるとみる。

 検査費用は、1人あたり税別1万6千円。総額約500万円を見込み、来年1月の補正予算で計上する。

 唾液採取は、薬王堂(矢巾町)が22日からECサイトで販売を始める「PCR検査サンプリングキット」を使い、検査はセルスペクト(盛岡市)の衛生検査所で請け負う。

 21日の会見で、高橋町長は「今回の実施内容を検証し、来春の卒業式や入学式、入社式など、節目の行事を通常通り開く体制を整えたい。そしてPCR検査をもっと身近にしていきたい」と望んだ。

 薬王堂の西郷辰弘社長は「矢巾町に本社を構える企業として、協力できることをうれしく思う。しっかりと責任を果たしたい」と述べた。

 同町の成人式は、10日午後1時半から同ホールで開く。



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