2021年
1月24日(日)

地域新聞はおもしろい 地域新聞だからおもしろい

全文を読む

QRコードかざせば盛岡弁ガイド現れる 城南地区地域づくり委員会 神社など名所を紹介 エリアの認知度向上へ

2020-12-29

金澤局長(右)が花田さんの盛岡弁ガイドを撮影=盛岡天満宮

 盛岡市の城南地区地域づくり委員会(泉澤力委員長)は、地区内の神社はじめ地域の名所にQRコードを掲示し、読み取ると動画で盛岡弁のガイドを視聴できるよう情報発信している。盛岡弁の語り部・花田陽子さん(70)=同市南大通=を案内役に、金澤卓司事務局長(62)と順次、閲覧できる場所を追加している。古都の風情漂うエリアの認知度向上を図り、多くの人に足を運んでもらう考えだ。

 委員会は八幡町や肴町、紺屋町、小杉山、新庄町、東新庄など19町内会・自治会で構成。城下盛岡の情緒あふれるエリアとして地域協働の一環で、「盛岡『城南地区』マップ」を2種類作成した。

 このうち、第1弾の歴史文化編に、神社仏閣や名所約40カ所を写真入りで掲載。エリア内のウオーキングモデルコース0・8~2・4㌔の4コースも地図上で紹介している。
 金澤局長は、「市外や県外から修学旅行生が来たとき、紺屋町周辺を訪れても、(東側の新庄町や住吉町方面まで)足を踏み入れない。盛岡にもこういう地域があると広めることで、市民にも足を延ばしてもらいたい」と、情報発信する趣旨を説明する。


QRコード(右下)が掲示されている八雲神社の看板

 QRコードは、各所設置の案内板に掲示。現在、「新城(新庄)の原点を探るコース」の計10カ所中4カ所でQRコードを読み取ると、専用サイトから盛岡弁のガイドを視聴できる。コースは住吉神社を出発し、八雲神社、新庄山観音堂などを経由し、盛岡天満宮までの約1・4㌔。

 花田さんは、1カ所1分以内でそれぞれ歴史や場所の特徴などを解説する。金澤局長と相談して内容をさらに吟味。2人で現地を回り、順次撮影・収録している。

 10月の散策会では、参加者が訪れた場所でスマートフォンを使って視聴した。

 花田さんは、委員会主催の文化講座「盛岡弁で聞く城南地区昔語り」で講師を務めた。内容は2019年11月に冊子として発行された。

 委員会は今年4、5月、各所に看板を設置。その後、現地でスマホをかざす訪問者に会い、QRコード検索による情報提供を発案した。花田さんの盛岡弁ガイドのほか、文字情報、コース順路、マップも閲覧できる。

 花田さんは「調べるうちに、新庄は面白くて関わっている。自分の地域を知れば、その土地が大好きになる。観光客だけでなく、子どもたちが自分の生まれた地域を愛し、共通の話題でおじいちゃん、おばあちゃんと話が弾むきっかけになれば」と期待を込める。
    ※
 盛岡タイムスは来月1日付の正月企画で、「紙上初詣」と題して市内各所の神社を紹介します。お楽しみに。



前の画面に戻る

過去のトピックス