2019年
10月17日(木)

おかげさまで創刊50周年

全文を読む

新人獲得へ活発化 盛岡市議会 会派構成へ動向注目

2019-08-28

 盛岡市議会(定数38)は、次期議長選などをにらみ、当選議員による会派構成に向けた動きが活発になっている。当選証書の付与式や新議員説明会が行われた27日には、既に複数の会派による取り込みに向けた接触が始まった。会派の構成人数により各委員会の委員数が決まる他、議案質疑における会派単位の持ち時間が変わってくるため、各会派とも新人の獲得などに攻勢を掛ける。9月2日に開かれる全員協議会までには会派構成がおおむね固まりそうだ。

  8人が勇退や県議選へ転出したが、立候補した現職30人は全員当選。新人は8人が当選し、政党公認候補を除く、5人の動向に注目が集まる。長岡利明氏は盛友会入りを見込む。新人でトップ当選の加藤麻衣氏は、複数会派から声が掛かっているが、無所属を含め現時点で態度を保留する。小笠原秀夫氏は最大会派の盛友会が接触しているが、後援会や関係者と今後検討するため態度を保留。大石仁雄氏、大谷陽介氏は、いずれも会派から声が掛かってはいるが、後援会や関係者と協議するため現時点では未定。

  現職では、改選前は盛友会所属の千葉伸行氏の動きが注目される。国民民主党の推薦を受け、盛岡市長選で内舘茂氏を応援した流れはあるが、4年間ともに活動してきた同期、同世代の議員が盛友会には複数いることも踏まえた判断が想定される。

  盛友会は、改選前18人のうち勇退3人と県議選転出1人を除く14人が当選。勇退した議員の後継の当選はないが、新人の長岡氏が入る見込み。この他、複数の新人の獲得へ動く。28日には新人を含む会派の集まりを予定する。遠藤政幸幹事長は「現有の人数を確保したいという思いはあるが、勇退議員などもあり、どうしても今回はそこまでにはならない状況。ただ、新人に声を掛けていきたい」と話した。

  市政クラブは、改選前6人のうち1人が勇退し、5人が当選。新人では勇退した細川光正氏の後継で社民党公認の野中靖志氏が加わる見込み。この他、複数の新人の獲得へ向け動く。中村亨幹事長は「確固たる第2会派になるように新人にも声を掛け、会派の人数を増やしたい」と話した。

  日本共産党盛岡市議団は、改選前5人のうち1人が勇退。勇退した鈴木礼子氏の後継で新人の三田村亜美子氏が当選し、現有勢力を維持する。

  創盛会は改選前の4人が当選し、現有勢力の維持は図られた。26日には会派の集まりを持ち、新人の獲得に意欲を燃やす。村上貢一幹事長は「現在4人なので、あと1人増えると議運委員ももう1人出せる。何とか会派の人数を増やして力を付けたい」と話した。

  公明党は改選前3人のうち1人が県議選に転出。新人では転出の小林正信氏の後継で太田隆司氏が当選し、現有勢力を維持する。

  改選前の無所属は2人で、うち1人が勇退。無所属で1人会派の自由民主党だった鈴木俊祐氏は、現時点では未定の状況。



前の画面に戻る

過去のトピックス