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豆まきもソーシャルディスタンス 矢巾町の保育園で節分行事 健やかな成長願い

2021-02-03

訪れた鬼と距離をとり、豆をまくふどうこども園の園児たち

 今年は124年ぶりに2日が「節分」。矢巾町商工会青年部(廣田諭宇祐部長)の部員は毎年恒例の節分行事として、部員が鬼に扮(ふん)して町内の保育園を訪問。昔ながらの風習にならい、子どもたちの健やかな成長を願った。今年は新型コロナウイルス感染症予防のため、ソーシャルディスタンスを取りながら行う、新しい様式の豆まきとなった。

 ふどうこども園(田口和子園長)=矢巾町室岡=には午前9時半ころ、鬼2匹が到着。年長児28人が待つホールに入って、▽新型コロナ予防のため手洗いをしっかりすること▽好き嫌いしないこと▽元気にあいさつすること―と園児たちに求めた。

 園児たちは恐ろしい形相の鬼に驚きながらも、「鬼は外」の掛け声とともに、同園の畑で育てた大豆を鬼に投げつけ退治。「手洗いをしっかりします」「好き嫌いはしません」「しっかりあいさつをします」と、鬼と約束を交わした。

 針生涼愛ちゃん(6)は「鬼は怖かったけど、お友達と豆を一緒に投げた。鬼と約束したとおり、手洗いをして、好き嫌いをしないで、ちゃんとあいさつして暮らしたい」と話した。

 矢巾町商工会青年部は今年、町内の保育園やこども園8施設を訪問。当日は参加する部員の検温や手洗い、消毒の徹底などの対策をとった。

 各園の滞在時間も例年より短縮したほか、鬼が大声をあげて園児を抱きかかえるなどの触れ合いは行わず、鬼、園児とも決められた区域から出ないよう気を付けながらの豆まきとなった。

 廣田部長は「開催について部内で検討していたが、保護者や園から楽しみにしているという声があり、対策をした上での節分行事となった。私も、保育園のときに来た鬼が怖かったことを覚えている。何があっても負けない、屈強な子どもに育ち、矢巾町を好きになってくれれば」と語った。



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