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抜毛症に悩む人をケア リュクス・ニューヨーク 今野さん夫妻 カウンセラーとして活動 物理療法取り入れ改善へ 美容師の技術生かし

2021-02-04

夫婦で抜毛症改善カウンセラーとなった今野利明さんと寛子さん

 盛岡市本町通1丁目の美容室リュクス・ニューヨークの今野利明さん(43)、寛子さん(45)夫妻は、理美容師の技術を生かしながら「抜毛症(ばつもうしょう)」に悩む人のケアにあたる「抜毛症改善カウンセラー」として活動する。2020年3月に認定された寛子さんに続き、利明さんが同10月に認定試験に合格。夫婦で認定を受けたのは全国でも2組目で、「二人いることで、悩みを抱えた一人ひとりと家族へのケアにつなげたい。髪を失ったことで自信が持てなかったり、何かを諦めるようなことがないよう、まずは相談してほしい」呼び掛けている。

 自分で自分の髪の毛を引き抜いてしまう抜毛症は原因の特定が難しく、有効な治療方法も確立されていないため、「どこに相談していいか分からない」と悩みを抱え込んでいる人も少なくないという。同カウンセラーは、一人ひとりの希望を聞きながらヘアスタイルを整え、抜毛抑止の物理療法を取り入れながら、改善に向けたアドバイスをする。

 日本抜毛症改善協会(中川英博代表理事、本部・兵庫県西宮市)の認定資格で、「高度な技術、豊富な経験を併せ持ったスタイリストキャリア10年以上」の条件を満たした人が養成講座を受講できる。利明さんも、カウンセリング技術やヘアデザインカバーテクニックをオンラインで学んだ。

 抜毛症の相談にくる人は90%が女性だが、子どもなど男性もいる。同カウンセラーは全国にまだ13人ほど。東北以北では寛子さん1人だったこともあり、昨年5月ころからカウンセリングの予約を開始してからは、東北各地や北海道からも問い合わせがあった。

 改善には個人差があり、対応できない場合もあるが、「改善に向かうことで心が軽くなり、笑顔を見せてくれるのは本当にうれしい。おしゃれを楽しんでほしい」と寛子さん。

 同店は、岐阜県出身の利明さんと大船渡市出身の寛子さんが米国ニューヨークの美容室での勤務を経て、06年に盛岡市加賀野に開業。今年、15周年を迎える。

 利明さんは「モットーは〝体の中から健康に〟。美容師として髪をきれいにするだけではなく、これからも健康と美容を追究していきたい」と話す。

 初回のカウンセリングは、カット料金込みで1万6500円(税込み、同協会に事前振り込みの場合)。カウンセリングの問い合わせは、寛子さん(hirojam55@gmail.com)、利明さん(gotyou7777@gmail.com)か、日本抜毛症改善協会ホームページの専用フォームから。電話でのカウンセリングは受け付けていない。



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