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3つのゾーンを設定 渋民で23年度開業目指す 道の駅もりおかの施設配置

2021-02-16

 盛岡市内で初めての道の駅として2023年度に同市渋民へ開業を目指す、道の駅もりおかの施設配置が新たに示された。施設配置イメージでは、敷地内をトラディショナル、フューチャー、ランドスケープの三つにゾーニング。21年度に実施設計、経営計画策定、テナント入居企業を募集し、22年度から整備工事に着手する。

 道の駅もりおかの施設配置については、玉山総合事務所が12日の市議会全員協議会で説明した。

 道の駅もりおかは、国道4号渋民バイパスに面して、市が整備。総事業費は15億3300万円。敷地面積約3万平方㍍に、岩手山や姫神山の眺望、ふるさとを想起させる自然景観を生かした意匠と空間の施設を配置する。現在あるカラマツ植林地や山の地形を可能な限り生かし、隣接地に複合化整備される石川啄木記念館・玉山歴史民俗資料館へも遊歩道などでつなげる。

 トラディショナルゾーンは、道の駅に備えなければならない必須機能のほか、飲食・物販など道の駅の定番サービスなどを提供する。

 休憩機能の駐車場、トイレ、展望施設、情報発信機能の電子看板やパンフレットラック、地域連携機能の飲食、物販、農畜産物産地直売、子どもの室内遊び場を整備予定。

 フューチャーゾーンは、新たな商品やサービスなどを生み出そうとする事業者などに挑戦の場を提供し、利用者の時間消費と交流を促進する。

 貸しテナント(6棟)には、これまでに飲食店、レザー製品製造、料理教室、学習塾、カフェなど十数事業者から出店の関心表明がある。テナント入居企業群が自主的に運営する、体験・交流の場(フューチャーセンター)では、交流会やワークショップ、ものづくり体験会などを実施予定。

 ランドスケープゾーン(芝生広場)は、広々とした開放的な緑地空間からなり、岩手山、姫神山の眺望を楽しむことができ、石川啄木記念館や渋民地区市街地につながる連続性を持った空間。

 子どもの室内遊び場からつながる屋外空間に、芝生広場を整備し、親子が伸び伸び遊んだり、寝そべって休憩できる空間を提供する。野外コンサートやクラフト市の開催など多目的な活用も見込む。

 このほか、防災機能として、災害時に駐車場や飲食・物販スペースなどを道路利用者の一時避難場所として開放するとともに、必要に応じ、飲食店などから食料を提供する。駐車場は、救援車両の待機場所としても開放される。

 石川啄木記念館・玉山民俗資料館への動線は、道の駅の芝生広場から両館の中庭までを開放感のある遊歩道でつなぐ。渋民地域から国道4号を経由せず、直接道の駅と往来できるよう接続する道路の整備も検討する。

 運営候補者(開業後の指定管理者)は、19年度に公募で合同会社ほっぷステップに決定。指定管理者が施設全体の管理運営を担い、貸しテナントについては指定管理者に使用許可の権限を委任し、使用料は利用料金として指定管理者が収受する。

 公益的機能の一つであるフューチャーセンターは、貸しテナントに入居の民間事業者が自主的に運営する。



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