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県青少年野球団体協が発足 垣根を越えて連携 普及振興、競技力向上へ

2021-02-22

 構成7団体の関係者が意見を交わした県青少年野球団体協議会の設立総会

 県内の野球関係団体でつくる県青少年野球団体協議会の設立総会が21日、盛岡市羽場の盛岡工高・盛工百年館で開かれた。団体間の垣根を越えて連携し、野球界の普及振興と発展、競技力の向上、健全な小中高生の育成を図る。会長には、県高野連会長の南舘秀昭氏(60)=盛岡工高校長=が就任した。

 2018年度に日本高野連などが策定した「高校野球200年構想」、19年度に示された「投手の障害予防に関する有識者会議」からの答申に対する日本高野連の取り組みを踏まえ、協議会などの基盤づくりやその運用が全国各地で進められている。本県でも野球人口の減少する近年の状況を踏まえ、各団体の運営の円滑化や相互理解を進めながら、課題の解決に取り組む。

 設立総会には、構成団体である▽県野球協会▽リトルリーグ東北連盟岩手県協会▽県中学校体育連盟軟式野球専門部▽県中学生野球連盟(KB野球連盟)▽リトルシニア東北連盟岩手県支部▽日本少年野球連盟東北支部ボーイズリーグ▽県高野連―の7団体の関係者と、メディカルアドバイザーを務める医師の大歳憲一さんが出席。役員や事業などを承認し、各団体の抱える課題についての情報交換を行った。

 具体的事業は、▽各団体が主催する事業・大会の日程調整や普及振興事業に対する協力▽生涯スポーツの側面と競技力向上の観点における障害予防の取り組み▽地域の施設を円滑かつ最大限に活用するための連携▽競技力の向上と指導者の資質向上のための研修・講習会の企画と実施▽野球を通じた小中高生育成事業への支援―などを想定。

 必要に応じて随時、各団体で情報を共有して活動することとしている。

 情報交換では、団体ごとに異なる投手の球数制限のルールや大会運営の実情を共有したほか、中学生の軟式・硬式のプレー環境、中学と高校の連携、選手だけでなく保護者の負担などについて、それぞれの立場で現状を報告。指導者向けの講習会など、各団体での具体的な取り組みの例も共有した。

 南舘会長は「県内の野球に関係する団体が同じ方向を向いて、意見交換できる画期的な機会になった。子どもたちが健全に、野球を通じた人間形成をできるよう、今後も連携を進めていきたい」と語った。



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