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「本年はまちづくり元年」地方創生へ積極姿勢 谷藤盛岡市長 施政方針演説 元気とにぎわい取り戻す

2021-02-23

2021年度の施政方針演説を行う谷藤裕明市長

 盛岡市議会3月定例会は22日招集され、谷藤裕明市長が2021年度の施政方針演説を行った。コロナ禍の閉塞感から脱却し、盛岡の元気とにぎわいを取り戻すため、「本年を新たなまちづくり元年と位置付け、内丸地区の将来ビジョンの策定などを通じた都市機能の強化、バスセンターやmonakaを中心とするにぎわいの創出、デジタル化を前提とした新たな日常の構築など、盛岡ならではの強みを生かした多様な取り組みも前進させるなど、地方創生に向けたあらゆる施策の積極的な展開に全力を傾注する」と意気込みを語った。

 総合計画の戦略プロジェクトでは、「未来のもりおかを創る若者・しごと応援プロジェクト」で、製造業やIT関連企業の生産性の向上と高付加価値化を促すためのAI・IoTプラットフォーム事業、新産業等用地の第2事業区への整備着手、積極的な企業誘致を図る。

 「みんなが支える子ども・子育てプロジェクト」では、学習支援事業において学びの場を3カ所から4カ所に増やすなど、ひとり親支援や子どもの貧困対策に重点的に取り組むほか、医療的ケア児受け入れのため保育所や小中学校への看護師の配置、太田小学校区の児童センター整備着手、アウトリーチ型に加えてデイサービス型の産後ケアの実施に取り組む。

 「2020あつまる・つながるまちプロジェクト」では、東北DC期間中につなぎ温泉宿泊施設で「つなぎでつなぐ盛岡さんさ踊り」の実施、ホストタウンとして事前キャンプ受け入れ、いわて盛岡シティマラソン2021やスポーツクライミング第4回コンバインドジャパンカップなどによる国内外への市の魅力発信などを図る。

 総合計画の施策では、盛岡の魅力があふれるまちづくりで、県と共同で進める新野球場整備について23年度の供用開始に向け、21年度から建設工事を進めるほか、都市計画マスタープランの見直しにより地域の実情や特色を踏まえた土地利用を推進する。

 人が集い活力を生むまちづくりでは、農林業振興について砂子沢生活改善センターの移転新築、もりおか短角牛肥育農家や花卉生産農家への支援事業の創出、市街地環境の形成や賑わい創出について中ノ橋通一丁目地区の市街地再開発事業の支援、盛岡バスセンター整備事業の着実な進捗、交通環境の構築についてJR田沢湖線新駅整備事業への着手を進める。

 自治体経営の取り組みとして、ウィズコロナ・ポストコロナ時代の新たな日常の実現に向け、デジタル推進事務局、移住定住・交流人口対策事務局を新設するほか、まちなか整備室をまちなか未来創生室として体制強化する。

 同日は、21年度一般会計予算、市職員定数条例の一部改正など41議案について提案理由を説明した。谷藤市長が施政方針演説、千葉仁一教育長が教育行政推進に関するあいさつを実施。会期は3月25日までの32日間で、一般質問(代表質問、一括質問、一問一答)は休会を挟み、3月1日から8日まで行われる。



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