2021年
4月23日(金)

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歌うことで心も明るく元気に 清川花朴さん 「歌の花束」月1回開催 故郷への恩返しの思い込め

2021-03-31

「人生100年。コロナ禍も元気に過ごしてほしい」と多ジャンルの歌を歌う清川花朴さん

 ポピュラーソング教室講師の清川花朴(かほ)さん(84)=盛岡市開運橋通=は、「かほの歌の花束」と題した歌の交流会を盛岡市内で開いている。「人生100年」時代を見据え、歌うことで高齢者らを元気にしたいと市内の有志と企画。「コロナ禍で気持ちが沈みがちないまこそ、岩手を音楽で盛り上げていきたい」と思いを込める。

 第1回「かほの歌の花束」は、同市中ノ橋通1丁目の紅茶の店「しゅん」で開かれ、15人が参加した。

 清川さんは密を避けるため、吹き抜けになっている店内の階段踊り場で歌唱。盛岡市内で歌声喫茶を主宰するポール・ふじむらさん(63)のピアノやギター伴奏で、映画音楽やポピュラーソングを歌い上げた。参加者もマイクを握り、周りと距離を取りながら生演奏での歌唱を楽しんだ。

 清川さんは、葛巻町出身。中高校時代を盛岡で過ごし、東京の大学ではオペレッタを学んだ。

 結婚後は東京に長く暮らし、映画音楽、ポピュラーソング、カンツォーネ、ラテン音楽など多ジャンルのレッスンを受け、「歌の百貨店」(清川さん)というほどレパートリーと表現の幅を広げた。

 夫の定年退職後、15年ほど前に盛岡市に転居した。東京時代に自宅で生徒を受け入れていた経験を生かし、盛岡でも歌唱指導。歌を歌うことで生き生きと元気になる人たち、特にも高齢者をたくさん見てきた。

 「中高校時代を過ごし、いまも盛岡で歌い続けることができる。お世話になっている岩手に恩返しをしたい」という気持ちが高まった。

 「歌の花束」は、清川さんの思いに賛同した遠藤三貴子さん(60)ら盛岡の有志が立ち上げた「世界に最高のハッピーをシェアするプロジェクト」の第1回企画。新型コロナの状況をみながら、今後は第1月曜日、月1回のペースで続けていく予定。

 清川さんは「心を豊かにしてくれる音楽の中でも、歌はやさしくて入りやすい。喫茶店やレストランなど身近な場所から、年配者らが楽しく過ごせるような場所を提供していきたい」と語った。

 次回は4月5日午後5時半(同5時受付開始)から、紅茶の店しゅんで開催。参加費2千円(本日の紅茶一杯付き)。年齢を問わず、誰でも参加できる。密を避けるため、定員あり。問い合わせは遠藤さん(電話080―5749―2670)。



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