2021年
9月20日(月)

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かけがえのない夏 ミスさんさ 踊りへの熱は冷めず 代替イベント開催信じ練習

2021-07-15

盛岡さんさが中止になっても熱のこもった練習=9日、盛岡商工会議所

 8月に予定されていた盛岡さんさ踊りは、新型コロナウイルス感染症の予防のため、昨年に続き中止が決まった。既に選出されていたミスさんさの5人は、それでも練習に励んでいる。8月の晴れ舞台を失い落胆しているが、コロナ収束後の安心な祭りに向けて、熱は冷めない。代替イベントについて、盛岡さんさ実行委は開催の可否を含めて検討する。

 今年、ミスさんさ選考会があったのは5月8日。その時点では例年より規模を縮小して盛岡さんさを開催する方針だったが、盛岡市内の新型コロナの状況が厳しくなり、実行委は会員の書面決議を経て、6月30日に中止を決めた。実行委員会長の谷藤裕明市長と実行委員長の谷村邦久盛岡商工会議所会頭が会見して、発表した。

 谷村委員長は、ミスさんさについて「年間を通して岩手県や盛岡市の観光親善大使の役割を担うため、踊りの完成を目指して5人のミスが毎日、練習している。今後も感染症対策をしながら練習は続け、それ以降の活動の国内外の派遣やPR、宣伝の活動を含み、コロナの今後の推移を見守りながら(代替イベントなどを)決定していきたい」との考えを表明。従って、ミスさんさ5人の練習はいまも継続している。

 繁田奈菜子さんは「残念だが、5人で練習してきた時間は変わらないし、かけがえのない夏になった」ときっぱり。畠山知佳子さんは「感染リスクを恐れながら開催するより、コロナが落ち着いて、さんさを温かく楽しく参加して見てもらいたい」と決意を新たにしている。

 大野可奈子さんは「今年も中止ではないかと覚悟、予感はしていたが、実際に中止の会見を見たときは残念な気持ちになり、心にぽっかり穴が開いた」と、無念のうちにも出番を信じている。上山亜海さんは「この機会に出会った5人の仲間で練習し続けている。いつ出番があるか分からないので、それに向けてそろった踊りになるよう頑張っていきたい」と胸中を明かした。

 高橋由稀さんは「私たちが皆さまの前に立ったり、画面越しかもしれないが前に出ることはあると思う。その際そろったきれいな踊り、パレードを見たかったと思えるように」と話し、「さっこら」の意気を見せる。

 三ツ石神社へのさんさ奉納は、今年も7月20日に行う予定。



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