2021年
9月20日(月)

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飲食店2千人分職域接種へ 民間事業者主体で 早ければ8月中旬スタート

2021-07-21

 盛岡市中心部の飲食店従業員を対象としたコロナワクチン職域接種計画を説明するMVPの内舘委員長とGo2の馬場代表(右から)

 盛岡市内の飲食店経営者などで構成するモリオカマチナカワクチンプロジェクト(内舘茂委員長、以下MVP)と、Go2ワクチンSaveモリオカ(馬場暁彦代表、以下Go2)は20日、市中心部の飲食店従業員など計2千人を対象に新型コロナウイルスワクチンの職域接種を行う計画を明らかにした。早ければ、8月中旬の接種開始を見込む。感染防止のため外食を控える意識は強く、大通周辺の飲食店でクラスター(感染者集団)が確認されたことによる風評被害に苦しむ飲食店も多い中、街の活気を取り戻すためのワクチン接種を民間主導で推進する。

 両団体とも、武田モデルナ社製のワクチンを使用する。対象は18歳以上65歳未満。国への申請は受理されており、職域接種を行うための「会場コード」も交付されている。ワクチンの打ち手も確保しており、国からワクチンが供給され次第、接種を開始する。

 MVPが対象とするのは、大通、中央通、菜園、開運橋通1番地、桜山エリアの飲食店の従業員1千人。エリア内には、飲食店が約1千店舗(うち接待を伴う飲食店が約200店舗)あるという。盛岡大通商店街協同組合への加盟の有無は問わない。直接接客に当たる従業員が対象で、1店舗当たり最大10人まで接種できる。

 接種は土日に実施。大通近郊の施設を利用し、1週末に500回の接種を見込む。

 Go2は、盛岡市中心部の事業者の従業員1千人が接種対象。業種は問わないが、主に飲食店従業員や飲食業界に関連する事業者の利用を呼び掛ける。

 接種は平日に、個別の医療機関で行う方針。1日の接種回数は50回を見込む。1週間で250人、4週間で1千人が1回目の接種を終える計算だ。

 両団体とも、インターネット上で接種登録を受け付ける。MVPは、20日に専用サイト(https://forms.gle/wxgFQ4g3xpvbcetR8)を開設済み。Go2は22日午前9時に専用サイト(https://forms.gle/vuxkFA2B64KWE6KM9)の運用を始める。

 ワクチンの供給時期が判明次第、事務局で登録者の接種日時や会場を振り分け、連絡する。キャンセル分のワクチンも破棄しないよう、事前にキャンセル待ちリストも作る。

 内舘委員長は「新型コロナで、大通は死ぬところに来ている」と現状を吐露。「ワクチンを使い、大通に集団免疫を作ることで、堂々と営業できる。お客さんにも安心して飲食店を利用してもらうことができ、大通、盛岡、岩手が元気になる」と意義を強調した。

 馬場代表も「小さな飲食店も、集まることで職域接種の条件(1千人以上の接種)をクリアできる。飲食業界は、1年半以上もダメージを受け続けた。ワクチンは、従業員が安心して接客できるためのシールド(盾)。一日も早く、盛岡に活気を取り戻すことができれば」と期待を寄せる。

 問い合わせはメールで。MVPはinfo.odori.morioka@gmail.com、Go2はgo2vaccine.savemorioka@gmail.comへ。



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