2021年
9月20日(月)

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不要不急の帰省は止めて 県コロナ対策本部 県またぐ移動警戒 達増知事 「県民一丸で夏乗り切ろう」

2021-08-04

 県の新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・達増知事)は3日、県庁で第36回本部員会議を開いた。全国的に新型コロナの患者が増加傾向にあることなどから、7月に発出した「岩手警戒宣言」を強化。本県居住者と本県出身者に対し、8月末まで都道府県をまたぐ不要不急の帰省や旅行などは原則中止・延期するよう求めた。県はこれまで、県境をまたぐ移動について「慎重な判断」や「自粛」にとどめており、原則中止・延期を求めるのはこれまでで最も踏み込んだ要請となる。

 本県では、7月から新規患者数が増加傾向にあり、特に7月下旬の4連休後から、顕著な増加がみられる。職場や飲食店、教育・福祉施設でクラスター(感染者集団)も多く確認されているほか、感染力と重症化リスクが高いとされる変異株「デルタ株」も見つかっている。

 緊急事態宣言地域やまん延防止等重点措置地域、感染拡大地域だけでなく、全国的に感染が拡大していることも踏まえ、お盆や夏休みにおける県境をまたぐ人の移動により、県内で感染拡大のリスクがさらに高まると判断。移動の原則中止・延期要請に踏み切った。

 県境をまたぐ移動に、通勤、通学、通院などの日常の活動は含まない。やむを得ず来県した場合は一律の自宅待機などは求めないが、来県後2週間をめどとして、それまでにいた都道府県が要請する自粛を継続するよう求める。

 また、基本的な感染対策として、▽ワクチン接種後もマスク着用▽体調不良時の外出自粛と早期受診▽一つの密(密閉・密集・密接)でも回避▽会食は短時間で、深酒をせず、会話時はマスク着用│の再徹底も図る。

 達増知事は本部員会議で、「全国の新規患者数は1日1万人を超え、過去最大値を連日更新するなど、これまで経験したことのない感染拡大が続いている。県内でも、デルタ株による感染が増加しており、1日2桁の新規患者が確認される日が増えている」と県内外の感染状況を分析。「県民一丸となって感染対策を行い、県内におけるさまざまな行事など、社会経済活動を維持しながらこの夏を乗り切りましょう」と呼び掛けた。



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