2021年
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8月中は中止か延期に 谷藤盛岡市長が市民に要請 県境またぐ移動で

2021-08-06

8月中は県をまたぐ移動を原則中止か延期してほしいと呼び掛けた谷藤市長

 谷藤裕明盛岡市長は5日の定例記者会見で、県の警戒宣言に従い、8月中は県境を越えた移動は原則中止、延期するよう市民に要請した。お盆の移動期を控え、感染拡大防止への協力を呼び掛けた。65歳以上へのワクチン接種は7月中におおむね達成したとの認識を示し、60歳から64歳については17日以降、接種を本格化させる。59歳以下は現時点で未定。盛岡市へのワクチン供給が7月から半減し、苦境にあることを明らかにした。

 谷藤市長は「本市においても新規患者数が増加傾向に転じ、新たなクラスターや感染経路不明な新規感染者が確認され、予断を許さない。県内に感染力の強いデルタ株による感染が増加し、これまで以上に感染拡大が進むおそれがある」と警告。

 「これまでも、GWなど連休における人流の増加に伴い、感染拡大の傾向があった。現在は夏休みで盆の時期を迎え、人の移動の増加と変異株による感染拡大が懸念される。都道府県をまたぐ不要不急の帰省、旅行は県の警戒宣言にもあるように、8月31日まで原則中止または延期をお願いする。さまざまな地域からの大人数による集まりは見送りや延期の検討を」と求めた。

 高齢者へのワクチン接種については「65歳以上の方の2回目接種は若干続いているが、7月のタカヤアリーナでの集団接種の予約が、後期日程分は3割程度しか埋まらなかったこと、各医療機関での個別接種の予約も7月中旬以降は同様であることから、政府目標の65歳以上の7月までの接種完了はおおむね達成できた」と述べ、施策の達成感を示した。

 64歳以下の遅延については「全国的にファイザー社製のワクチン供給量が激減し、各地で新規予約の延期や停止が相次ぎ、本市においても同様。ワクチン供給量は2週間1クールとして、5月後半から6月にかけ1クール当たり平均約36箱約4万2千回分が供給された。7月から8月にかけ1クール当たり平均約18箱約2万1千回分の半数に激減した。大幅な減少を受け、本市では高齢者の2回目接種用のワクチン確保が困難な状況になり、借用可能な他の自治体から融通を受けるなどしてワクチン確保に努めた」と説明した。

 接種を一部医療機関に限っていたが、「大部分の医療機関では、8月17日からの接種開始となった」と述べ、理解を求めた。

 59歳以下については「接種開始時期は現時点で未定。今後のワクチン供給量により判断する。集団的接種と医療機関での個別接種を併用し、より多くの市民の皆さんに接種してもらえるよう盛岡市医師会や各医療機関と連携し、体制の整備に努めたい」と述べ、国の動向を見ながら対応する。



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