2021年
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夏の甲子園あす開幕 初戦控え監督対談 攻撃に活路みる盛附 投手中心に守りの鹿島学園

2021-08-09

オンライン対談に臨む盛岡大附の関口清治監督、鹿島学園の鈴木博識監督(左から)=朝日新聞社提供

 第103回全国高校野球選手権大会(日本高野連など主催)の開幕は台風接近で10日に延びたが、1回戦で対戦する本県代表の盛岡大附・関口清治監督と茨城県代表の鹿島学園・鈴木博識監督が8日、オンラインで対談、力戦を誓い合った。両チームは大会4日目、13日の第4試合で対戦する。

 鈴木監督は、かつて本県高野連のアドバイザーを務めた時期があり、両監督は一緒に指導者向けのパネルディスカッションをした経験もあるなど旧知の仲。甲子園の初戦で対戦する縁に、関口監督は「びっくりしたが、憧れて目標にしている先輩監督なので、甲子園の舞台で挑戦させてもらえるのは光栄なこと」と喜ぶ。鈴木監督は「対戦できてうれしい部分もあるが、相手は岩手県の強豪で、われわれは初出場。もうちょっと違うチームとやりたいという気持ちもあった」と笑った。

 鹿島学園は、最速141㌔の速球と多彩な変化球を操る主戦右腕・薮野哲也投手(3年)を擁し、茨城大会を勝ち抜いた。関口監督は「藪野投手は四球も少なく、安定している印象。コントロールと一級品のスライダーを持っていて、好投手と対戦できるのが楽しみ。普段の打撃スタイル、練習の成果を試合で出せるかが鍵」と語る。

 鈴木監督は、映像で情報を集めた盛岡大附打線に警戒。特に金子京介選手、小針遼梧選手、松本龍哉選手(いずれも3年)の打力に言及し、「うちは投手の薮野を中心に守るチーム。薮野がどの程度の投球をし、失点を抑えていけるかが勝負の分かれ目」と読んだ。

 理想の試合展開については、ともに「5点」を強調。鈴木監督は「5点以内のゲームができれば勝機がある。打撃戦になった場合も、負けずに食らいついていく」と展望。関口監督は「日々、5点取れる打線をつくろうと言ってきた。薮野投手が相手で簡単にチャンスは作れないと思うが、1回のチャンスで集中力を高め、精度良く攻撃できれば」と語った。

 関西の暑さに体を慣らしつつ、初戦に備える両チーム。関口監督は「2年越しに明確な目標を持って大会に臨み、結果として甲子園球場に立てるだけで喜び。(選手にも)感謝と喜びを持ってプレーさせ、結果的に長く甲子園球場にいられたら」、鈴木監督は「負けて終わるのが高校野球。生徒たちには、どこでどう負けるか、力を出し切れたかをいつも問い掛けている。うちは初の甲子園出場なので、負け方としては最高の舞台。思い切りやらせたい」と意気込みを語った。



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