2021年
9月20日(月)

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新校舎へお引っ越し 紫波二中生ら 多くの物品運び込む PTAの環境整備作業

2021-08-30

新校舎に協力して物品を搬入した生徒たち

 2022年度から紫波町で新たに施設一体型小中一貫校として開校する「紫波東学園」への引っ越し作業が28、29の両日、教職員、生徒96人、保護者80人、町教委関係者ら総出で行われた。紫波第二中のPTA環境整備作業として実施。現在の校舎から体育館の連絡通路を利用し、真新しい学び舎にたくさんの物品を運び込んだ。

 開会行事では、同町の侘美淳教育長が「きょうは歴史に残る一日。5年かけて学校再編計画を進めてきた。新しい校舎に入ることをぜひ、記憶に留めてほしい。使えるものは運び込んで、無駄なくエコに」とあいさつした。

 28日の午前中は同町の長岡地区、佐比内地区の生徒、保護者らが四つのグループに分かれ、作業にあたった。

 生徒たちは音楽室や技術室などの特別教室から、楽器や工具を丁寧に搬入した。中には保健室で使用するベッドや校長室のソファ、調理室の冷蔵庫といった大きな物品もあり、傷つけないよう皆で協力しながら移動させていた。

 阿部文香さん(3年)は図書室や調理室に椅子などを運んだ。「新校舎には初めて入った。新しく勉強するのが楽しみ」と期待を膨らませていた。

 橋本凪さん(同)は同級生と大きな棚を技術室に搬入した。「作業は大変だが、天井が高く、自然の光が入りきれいだと思った。新しい教室でタブレットを使った学習を楽しみにしている」と心地よい汗を拭っていた。

 多田夢音(ゆうと)さん(1年)の母、理恵さんは、佐比内地区PTAとして参加。「新校舎の木のにおいがいい。再来年は娘も小学校に入学する。兄と一緒に登校できる」と目を細めていた。

 今回の作業について、坂本大校長は「生徒と保護者が一緒に引っ越しに取り組むのは珍しい試み。期待感も大きい。再来週以降、新校舎での授業が始まる。しっかり準備したい」と話し、率先して作業に従事していた。

 同学園は、町東部地区の五つの小学校(彦部、星山、佐比内、赤沢、長岡)と紫波二中の併設型小・中学校として再編計画が進められた。22年4月に開校する。



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