2021年
9月20日(月)

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岩手で新たなステージへ 盛岡市地域おこし協力隊退任 風見さん 富岡さん 魅力発信を決意

2021-09-01

 盛岡市の地域おこし協力隊として3年の任期を終えた風見さん(左)と富岡さん

 2018年から盛岡市の地域おこし協力隊員として活動してきた風見緑哉さん(30)と富岡美恵さん(46)が8月31日で3年の任期を終えた。同日、市役所で行われた退任式で活動報告を行った。風見さんは「作品作りを通して、まだ知られていない岩手の魅力を発信していきたい」、富岡さんは「培った経験を生かして、引き続き大ケ生地域の山里暮らしをPRしていく」とにぎわい創出に向け、決意を新たにした。

 風見さんはスポーツツーリズム推進室で、盛岡広域のスポーツイベントの取材やPR活動を行い、スポーツを通じたまちのにぎわい創出に取り組んできた。

 風見さん自らがスポーツイベントに参加し、感想を描いたWEB漫画「スポーツパル体験記」や、盛岡広域のスポーツイベントを紹介するスポーツコミック「ぱるスポ」を制作。さらに、いわてグルージャ盛岡や岩手ビッグブルズと連携して、選手の似顔絵を用いたグッズも制作するなどスポーツイベントを盛り上げてきた。

 風見さんは活動を通して、「自身のデザインスキルを活用して取り組むことができた。スポーツは苦手だが、さまざまな楽しみ方があり、得意な人だけのものではないということに気付いた。今後はスポーツに限らず、岩手の文化や自然などにも力を入れPRしていきたい。新たにVR(バーチャルリアリティー)関連の開発活動も事業化を視野に入れて進めていく」と意気込んだ。

 富岡さんは農政課に所属し、「こあらかまど」と名付けた大ケ生の南部曲り家を活動拠点として、曲り家の雰囲気を生かしたさまざまなイベントを行ってきた。

 7月18日に曲り家で開催したイベントでは、鍼灸診療やコーヒー屋台、古本販売車、ジャムと刺繍小物の販売などを企画し、来場者約70人を集め、大盛況で締めくくった。

 また、大ケ生のブルーベリーを県内外の飲食店でメニューに取り入れてもらい、SNSで紹介するなど、大ケ生のPR活動にも精力的に取り組んできた。

 富岡さんは「SNSによるPR活動によって、イベントに訪れる人もいて、大ケ生を知るきっかけ作りができたと思う。大ケ生での暮らしを通して、これから住む人に向けて良いところはもちろん、大変な部分も伝えられるようになった。今後は去年に引き続き、大ケ生ブルーベリーを使用したジャムを作り、販売する。中身が詰まった濃い3年間だった」と活動を振り返った。

 藤尾善一副市長は「盛岡に大きな刺激を与えてくれた。盛岡で活動を続けている先輩の協力隊員とも連携しながら、さらなる活躍を」と期待を述べた。



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