2021年
11月27日(土)

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佐々木氏が初当選 八幡平市長選 投票率は64・26% 古川、工藤両氏退ける

2021-09-27

八幡平市長選で初当選を果たし、バンザイする佐々木孝弘氏(右から2人目)

 任期満了に伴う八幡平市長選は26日、投票が行われ、即日開票の結果、無所属で前副市長の佐々木孝弘氏(59)が、いずれも無所属で前市議の古川津好氏(67)と工藤直道氏(63)を破り、初当選を果たした。4期16年続いた田村正彦氏(73)の市政への評価と今後が注目された選挙で、有権者は田村市政の継続を訴えた佐々木氏に軍配を上げた。投票率は64・26%で、前回の68・87%を4・61ポイント下回った。

 佐々木氏は初めての選挙とあって、陣営では知名度不足を懸念し、支持に回った市議13人を中心に、組織を前面に出しての戦いを展開した。同市は2020年10月時点で高齢化率が40%を超えており、少子化に歯止めをかけたいとする佐々木氏は、出生祝い金を1人目から50万円に増額することを重点公約の1番目に掲げていた。

 佐々木氏は当選確実の報が出た後、同市大更の事務所で「市民一人ひとりに寄り添う姿勢を忘れず、希望に満ちた明日に向かって暮らせる市政の発展に全力を尽くす」と喜びの胸中を明かした。

 古川氏は、旧松尾村議から八幡平市議と長く議員を務め、特に「松尾地区から市長を出したい」という願いを受けての戦いを繰り広げた。陣営も特別な組織をつくらず、特定政党の支援も受けず、古川氏個人の知名度と人気を支えに、地縁血縁を通じて浸透を図った。古川氏は女性が活躍するまちづくりなどを訴えたが、及ばなかった。

 工藤氏は、前回に続いての市長選挑戦。前回支援を受けた政党からも離れ、支持する市議もゼロだった。陣営は候補者個人の後援会を拡大し、支援者約2千人を軸とする草の根選挙で戦った。市の未来をけん引する人づくりへの取り組みなどを強調し、地盤とする西根地区の若者などへ期待を込めてアピールしたが、涙をのんだ。



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