2021年
11月27日(土)

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「地方こそ主役」に期待 決選投票で岸田氏選出 自民党総裁選 本県票は河野氏トップ

2021-09-30

 自民党総裁選で、県内党員・党友票の開票作業を行う県連の関係者ら(29日午前10時)

 自民党総裁選が29日行われ、投票の結果、岸田文雄前政務調査会長(64)=衆院広島1区、9期=が選出された。県内の党員・党友投票の結果は、河野太郎規制改革相(58)=衆院神奈川15区、8期=が2594票、岸田氏が1582票、高市早苗前総務相(60)=衆院奈良2区、8期=が865票、野田聖子幹事長代行(61)=衆院岐阜1区、9期=が632票だった。岸田氏は10月4日に召集される臨時国会で首相指名を受け、第100代内閣総理大臣に就任する予定。

 自民党総裁選には届け出順に、河野氏、岸田氏、高市氏、野田氏が立候補。国会議員票382票と全国の党員・党友票382票の合計764票による投票の結果、4氏のいずれも過半数に達しなかった。このため、上位だった河野氏と岸田氏による決選投票(国会議員票382票と都道府県連票47票)が行われ、岸田氏が新総裁に選出された。

 本県の党員・党友による投票は、8719人(16日時点)が選挙人となった。告示日の17日に往復はがきを発送。28日で投票を締め切った。

 29日午前、盛岡市内のホテルで自民党県連(藤原崇会長)の役員が見守る中、開票作業が行われた。

 投票総数は5685票(うち無効票12票)で、投票率は過去最高の65・2%だった。結果は集計が終わり次第、党本部に報告。得票数に応じる「ドント方式」で各候補者に振り分けられた。

 県連の岩崎友一幹事長は「結果を真摯(しんし)に受け止め、新総裁を支えていきたい」と総裁選を総括。県内の投票結果については「県内の党員・党友の関心が高かった」と分析した。

 総裁選の在り方については「個人的な意見」としながら、「党員・党友の一票の重さを考えたとき、総裁選の仕組みを変えるべき。さまざまなやり方はあるが、党員・党友の思いが反映される仕組みを考えてほしい」と要望した。

 岸田新総裁に対しては「地方こそ主役ということを政策のひとつに打ち出している。地方に光の当たる政策の立案と推進を願う」と期待を寄せた。

 新総裁の下での震災復興の推進については「復興の本質は、震災前よりも強い経済をつくること。震災需要が減り、コロナが来て、被災地の事業者は非常に厳しい状況にある。地域経済の活性化を強く訴えたい」と意気込んだ。

 次期衆院選については「県連として、政策が極端に変わることはない。まずは新型コロナの早期収束、そして復興の完遂、地域医療の充実など、前面に打ち出して戦いたい」「岸田新政権への期待感もあり、いい雰囲気で臨めるのでは」と考えを示した。



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