2021年
11月27日(土)

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20年後の自分を思い描き タイムカプセル埋設 城西中 創立60周年を記念し

2021-10-02

タイムカプセルに、20年後の自身に宛てた手紙を収める城西中の生徒

 盛岡市立城西中(三浦裕明校長、生徒322人)で1日、創立60周年を記念するタイムカプセルの埋設が行われた。各学級の代表者が、学校敷地内に設置されたカプセルに、未来の自分へ向けて記した手紙を収めた。カプセルは創立80周年を迎える20年後に開封する予定。

 同校は1961年4月に創立。新型コロナウイルス感染症の拡大状況を踏まえ、60周年の記念式典や祝賀会の開催は見送った。地域住民からの支援に対する感謝と、学校の新たな船出に向けた決意を示すため、学校が一体となり、「決意と感謝を届けようプロジェクト」を展開。その中で、タイムカプセルの設置が決まった。

 タイムカプセルは、幅約1㍍、奥行き約1㍍、高さ約40㌢の御影石製。校門そばの花壇に設置し、中央の石の箱の中に、生徒一人ひとりとその保護者から、20年後の生徒自身に向けた手紙が収められた。

 埋設式には、生徒約30人と学校関係者、保護者らが出席。生徒会長の名生(みゆう)佑生さん(3年)は「自分たちが主体となってプロジェクトを進め、憧れていたタイムカプセルもできた」と感慨深げ。手紙には、今後迎える受験をどうやって乗り越えたかという質問と、将来の自分への応援を記したという。

 「20年後の自分から見た私は、青春を送っていると思う。夢を目指し始めたころの初心を思い出し、大人になっても好奇心を忘れないことを思い出せれば」と将来を描いた。

 タイムカプセルのデザインは、須田麻央さん(同)が担当。両手で手紙を収める箱を支えるデザインには「60年という節目の年に、思いを集めるのは私一人ではできないこと。私だけのデザインではない。後輩も、あのカプセルを大切にしてほしいし、城西中の誇りとしてほしい」との思いを込めた。

 「カプセルを開けるときには成長して、当時は子どもだったと思えるすてきな大人になりたい」と夢見た。

 式に出席したPTA副会長の谷藤小百合さん(47)は、娘の愛樺さん(3年)に宛てた手紙を記したという。「20年後が楽しみ。元気に生活していてくれれば」と成長を願った。

 三浦校長は「先輩たちとの縦のつながり、同級生との横のつながりを意識するきっかけになれば」と期待した。



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