2021年
11月27日(土)

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衆院選にらみはや火花 岸田内閣発足で県内政党談話 「実務能力の高い布陣」 「擬似政権交代許さじ」

2021-10-05

 岸田内閣が4日、発足した。新型コロナウイルス感染収束への取り組みが急務であり、月内にも行われる公算が強まった次期衆院選の洗礼も受ける立場の新内閣。与党側からは歓迎や期待の声が上がる一方、野党側からは安倍・菅政権の継続ともとれる陣容へ不信感や失望、衆院選への決意を示す声もあった。

 自民党県連の岩崎友一幹事長は「人材豊富な中から、若手や女性も登用し、バランスの取れた実務能力の高い布陣」と評価。「コロナ対策を最優先に、総裁選で訴えてきた『国民の声を聞く政治』『丁寧で謙虚な政治』を内閣一丸となって実行し、復興の総仕上げ、地方の活性化の推進など、強いリーダーシップを発揮して」と期待した。

 公明党県本部の小林正信代表は「新型コロナ感染第6波への備えとともに、経済と生活の再建に全力を挙げて取り組むことを期待したい」と要望。党副代表の斉藤鉄夫氏が国土交通大臣として入閣したことも踏まえ、「防災・減災対策など、日本が直面する課題に取り組んでもらえると期待する」と分析した。

 立憲民主党県連の木戸口英司副代表(選対本部長)は「国会を閉じたまま選挙に勝つためのみに行われた総裁選は党利党略の極み。新内閣は本の表紙を変えただけ」と批判。「議会制民主主義を否定する行為であり、疑似政権交代を許してはならない。野党結集の下で政権奪還に全力を挙げる」と、次期衆院選への決意を見せた。

 共産党県委員会の菅原則勝委員長は「新顔を増やし、派閥に配慮することで、総選挙を乗り切ろうとしている布陣。こうした古い枠内では変わらない」と指摘。「共産党は市民と野党の共闘で、歴史上初めて政権交代にチャレンジする。安倍・菅自公政治の総決算とチェンジを目指し、全力を挙げる」と闘志をみなぎらせた。

 社民党県連合の木村幸弘代表は「旧態依然の自民党の非改革路線である派閥力学と安倍・菅政権の傀儡(かいらい)政権で、何も期待できない」と一刀両断。「総選挙で、民意による古い政治から新しい政治に転換しなければ」と意気込む。鈴木俊一財務相には「選挙後を見据え、生活優先の財政確保と災害・被災地対策をつなぐ役割を」と期待した。



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