2021年
11月27日(土)

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「フェーズ1」と判断 谷藤盛岡市長発表 コロナ感染小康状態で

2021-10-06

 盛岡市の谷藤裕明市長は5日の定例記者会見で、新型コロナワクチンの接種状況を発表した。それによると、4日現在における接種対象者26万1488人に対して、2回目接種済み12万8905人、率にして49・3%に達した。市内の直近の感染状況が小康状態にあることから、5日付けで、状況判断を「フェーズ3」から最も軽度の「フェーズ1」とした。今後も集団接種の推進などにより、希望者全員が政府目標の11月末までに終えるよう取り組む。

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 発表によると、市内の2回目接種率は、65歳以上の対象者8万3803人に対して89・4%。12歳から64歳の対象者17万7685人に対して30・38%。合算すると、26万1488人に対して49・3%になるという。

 今後の接種予定は、平日など通常時間内は6万7千回、土日など時間外は1万6704回分のワクチンを確保できる見込み。

 谷藤市長は「集団接種や各医療機関での個別接種拡大を図り、希望する方全員が政府目標の11月末までに接種を終えるように目標達成に向けて取り組む」と述べた。

 ワクチン接種の遅延に、市当局は巻き返しを図り、青山のSGプラザや岩大など会場に集団接種を推進した。

 谷藤市長は「特に学生の皆さんにはこの機会に積極的な接種を願いたい。また、各医療機関に土日の個別接種協力を願ったところ、25医療機関から対応可能の回答をいただき、約2万回の接種が9月18日から開始された。このほか、従来からの平日など通常の時間内の接種は10月上旬から11月下旬にかけて、計6万7千回が行われる」と語った。

 「9月中は予約が集中し、コールセンターやネットも予約が取りにくかったが、接種数の拡大で以前に比べ予約しやすい状況になっており、積極的にご予約いただきたい」と市民に呼び掛けた。

 その上で、「全国的に感染者が減少傾向にあり、本市においても人口10万人に対する直近1週間の新規感染者数が10月4日現在1・0人となっている。コロナにかかる本市の対応方針に基づき、感染状況の区分として1から4までの4段階のフェーズで最も軽いフェーズ1に、本日、引き下げた。本市における感染者数も昨日まで3日連続ゼロを記録している」と説明。

 しかし、引き続き警戒を緩めず、移動には留意するよう求めた。

 ◆企業をワイドサポート 盛岡市 給付金事業の詳細明示

 盛岡市は5日の定例会見で、新型コロナの影響を受けている事業者に対して給付金を支給する「もりおか企業ワイドサポート給付金事業」の詳細を明らかにした。これまで支援が届きにくかった建設業や製造業も対象としており、10月下旬から順次支給を開始する。給付金は人件費や家賃などの固定費を含め、幅広く使用できる。

 対象は、市内に事業所があり、県の地域企業経営支援金の対象になっていない中小企業。

 うち卸売業・小売業・宿泊業・飲食業・その他サービス業(フリーランスを含む)は、2021年4月から12月までのいずれかの月の売り上げが、対前年比または前々年比で30%以上50%未満減少した事業者。建設業・製造業は30%以上減少した事業者。

 給付額は、要件に該当する月を含む連続した3カ月間の対前年比または前々年比の売り上げ減少額。上限は1店舗当たり20万円で、複数店舗所有している場合は1事業者あたり100万円。

 建設、製造、卸売、宿泊業については、従業員数に応じた支給もある。1~9人は20万円、10~19人は40万円、20~29人は60万円、30~49人は80万円、50人以上は100万円となっている。

 市は、飲食店の利用について「これまで感染予防の観点から飲食店の利用を控えていた方が多かったが、今後は感染対策に万全を期した上で、いわて飲食店安心認証店の利用や岩手かんぱいエチケットの実践など、新しい生活様式に対応したルールを守りながら、積極的に利用していただきたい」と市民に呼び掛けている。

 申請は、「盛岡商工会議所もりおか企業ワイドサポート給付金係」へ書類を郵送。受け付け期間は8日~22年1月31日。



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