2021年
11月27日(土)

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洋画家・村山さんの作品を特別展示 盛岡の山内さんが2人展 31日まで 野村胡堂・あらえびす記念館で

2021-10-20

師と仰ぐ村山直儀さんとの2人展を開いた山内路子さん

 女性の強さや美しさをテーマに制作活動している山内路子さん(75)=盛岡市黒川=は、師と仰ぐ洋画家の村山直儀さんとの2人展を、紫波町彦部の野村胡堂・あらえびす記念館ロビーで開いている。現代の肖像・人物画の第一人者として国内外で高く評価される村山さんの作品とともに自作を展示し、「夢のよう。村山さんの素晴らしい作品をじっくりと味わってもらえればうれしい」と話す。31日まで。

 展示作品は、複製画を含む村山さんの作品と山内さんの油彩、パステル画合わせて12点。村山さんの作品は、歌手の故・本田美奈子さんをモデルにした「ミューズ情熱そして誓い」(複製)など、女性を描いた代表的なシリーズが中心。ベトナムからの研修生を世話する山内さんをモデルにした「天使のほほえみ」(油彩)も並んだ。

 山内さんは、神道の祝詞に出てくる「瀬織津姫」にイメージを膨らませた油彩など近作を出品。師への敬愛を込め、村山さんの許可を得て制作した肖像画「若き日の恩師」(パステル)も出品した。

 村山さんは1936年東京生まれ。2000年からロシア・ボリショイ劇場で描いたバレリーナたちの肖像画が高い評価を得た。源義経を描いた縁で05年に平泉町で絵画展を開催。関連イベントに参加した山内さんが、講演の中で紹介された本田美奈子シリーズの「アメイジンググレイス」に感動。生気に満ちた表情やたたずまいに引き込まれ、のちにアトリエを訪ねるほど村山さんの絵画世界に魅了された。

 「村山さんが描く女性の肌の美しさ、質感に憧れ、油彩を描き始めるきっかけになった」。本展は、山内さんが盛岡市内などで毎年開催してきた作品展「ほっとひといき いやし展」の15周年特別企画。「2人展を快く引き受けてくれた村山さんには感謝しかない」と喜んでいる。

 午前9時から午後4時半(入場は同4時、最終日同2時)まで。月曜休館。ロビーの入場は無料だが、展示室の観覧は入場料が必要。電話019―676―6896。



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