2019年
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盛岡秋まつりが開幕 山車8台が華やかに 今夜は大絵巻パレード

2019-09-15

全ての山車が集結し、練り歩いた八幡下りパレード

 盛岡の秋の風物詩「盛岡秋まつり」が14日、開幕した。300年以上の歴史を持ち、盛岡市無形民俗文化財に指定されている祭り。16日までの3日間、歌舞伎や歴史上の名場面をテーマにしたきらびやかな山車と大勢の引き手が市内を練り歩く。初日には、八つの山車が勢ぞろいして同市の八幡通りを巡行する「八幡下りパレード」が行われた。歴史絵巻を彷彿(ほうふつ)とさせる山車の連なりに、大勢の観客が圧倒されていた。

 「やーれやーれ」という威勢の良い掛け声と力強い太鼓の音とともに、市内の消防団や町内会などの巨大な山車が盛岡八幡宮から約600㍍の通りを進んだ。鮮やかな造花やマツなどで彩られた山車を200人ほどで引く勇ましい姿に、観客はスマートフォンやカメラを向けていた。

 市消防団19分団(同市上太田)や太田地区自治会などで組織する「お組」で、音頭上げを担当している中村栄子さん(66)は「太鼓の音が聞こえると『今年も祭りが来た』と胸が躍り、30歳から毎年参加している。今年も家族や仲間の健康を願って歩く」。夫の正道さん(67)は市消防団ラッパ隊の隊長。「鍛え上げた演奏で大絵巻パレードを先導し、消防団に憧れ入団する人を増やしたい」と張り切っていた。

 数年ぶりに八幡下りを見たという盛岡市出身の成田早菜枝さん(33)=仙台市在住=は「幼いころは怖かった大きな太鼓の音が、迫力に満ちていて感動した。蜘蛛(くも)を乗せた一番組の山車が印象的だった」と感嘆していた。娘の依和(いより)ちゃん(5)は「大きい山車がたくさんあって、お馬さんも見られた」と祭りを楽しんでいた。

 同日夜には、山車や神輿(みこし)が盛岡八幡宮に向かって奉納パレードをする奉祝社参「夜の八幡参り」(盛岡八幡宮門前会主催)が行われた。15日午後6時からは、盛岡城址公園芝生広場から大通りを巡行する「盛岡山車大絵巻パレード」がある。

 ■パレードのため大通で今夜交通規制

 盛岡秋まつりの盛岡山車大絵巻パレードに伴い、盛岡市大通で15日午後6時から同8時まで車両の通行規制が行われる。市では通行規制の周知看板11基を大通近隣に設置するほか、道路交通情報などによる周知を行う。盛岡市内一円では、山車運行のため、16日までの期間中、道路の混雑も予想される。



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