2021年
11月27日(土)

全文を読む

向中野に南部公民館 盛岡市 整備方針を示す 社会教育や防災の拠点 25年度供用開始予定

2021-11-25

 盛岡市は24日、同市向中野地内に南部公民館(仮称)を整備する方針を示した。市内には現在、中央、上田、河南、西部など14の市公民館があるが、都市化が進む盛南地域の空白を解消するため、社会教育や防災の拠点に南部公民館を整備する。場所は向中野7丁目の大型店が集積する区画の流通業務施設用地(約3千平方㍍)。2階建てで、延べ床面積は約1500平方㍍。事業費は約8億7千万円を見込む。2023年度に着工し、25年度供用開始を予定している。

 同日の市議会全員協議会で説明した。

 整備手法については民間資金等活用事業のPFI方式は採用せず、公民連携の観点で設計施工一括発注方式を採る方針。民間事業者の創意工夫による事業費削減と工期短縮を期待できることによる。ただし、特定財源に検討中の補助金活用が見込める場合は手法を見直す可能性も残している。

 来年2月には住民説明会、3月には整備基本構想の策定を予定する。

 公共施設保有の最適化と長寿命化の基本方針を踏まえて、▽社会教育および生涯学習を推進▽地域づくりを支援▽子育て世代に優しく▽住民を災害から守る▽世代を超えて賑わう▽省エネルギーとバリアフリー―など施設の在り方を想定する。

 1階にオープンスペース、多目的室、2階にはホール、音楽室、調理室、多目的室。避難所機能施設として、災害時にエネルギーを自立供給できるよう、再生可能エネ設備や蓄電システムなどを導入する予定。市木材利用推進方針に基づき市産材の活用も検討する。

 盛南地域では、人口急増に伴う人間関係の希薄化など地域づくりが課題となっており、本宮地区町内会連絡協議会を通じて生涯学習の場の早期実現を求められていた。



前の画面に戻る

過去のトピックス