2019年
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救急医療体制を強化 医大病院の移転に 移行期間、10月からも 盛岡市立病院

2019-09-19

 岩手医大附属病院の矢巾町への移転に伴う救急受け入れ停止などに対応して、盛岡市立病院は市民に支障がないよう救急医療体制を取る。岩手医大附属病院は、18日に予定入院を停止、19日午前0時から初期・二次・三次救急患者受け入れを停止、20日からは外来診療を休診する。新岩手医大附属病院、内丸メディカルセンターでの救急患者の受け入れ、外来診療が開始される24日までの間、市立病院では他の病院などと連携して患者受け入れ数増加などに備える。

 市立病院では、岩手医大附属病院の診療制限期間(18日から23日まで)に対応した夜間・休日(土日祝日)の救急医療体制として、従来は平日、休日共に1人体制だった看護師を平日は午後5時15分から同9時15分まで2人配置、休日は午前8時30分から午後9時15分まで2人配置する。同9時15分以降は平日休日ともに1人体制となる。

 診療放射線技師は、従来は休日の午前のみ1人体制だったが、平日の午後5時15分から同9時30分まで、休日の午前8時30分から午後9時30分まで、1人体制とする。薬剤師、臨床検査技師は、従来は休日の午前のみ1人体制だったが、休日の午前8時30分から午後5時15分まで1人配置する。診療放射線技師、薬剤師、臨床検査技師は、それ以外の時間帯は呼び出し待機体制を取る。

 救急受け付け事務は、従来は夜間は警備員が対応していたが、平日・休日とも午後5時から同10時まで、委託職員1人による対応とする。それ以外の時間帯は、従来通り警備員などが対応する。

 医師については7月1日から平日は午後5時15分から同11時まで、休日は午前8時30分から午後11時まで、内科系と外科系それぞれ1人ずつの2人体制、同11時以降は1人体制とする体制へ強化している。診療制限期間中も現行の体制を継続する。

  市立病院では、岩手医大附属病院、内丸メディカルセンターでの患者受け入れや診察が開始される24日から9月末までは従来通りの体制に一度戻し、10月1日から診療制限期間中と同様の新救急医療体制へ移行する。

 市立病院によると、2019年度の救急患者受け入れ状況は、医師が2人体制となった7月から大幅に増加。7月は117人(18年度92人)、8月は155人(同80人)、9月は17日現在で79人と半月で18年度80人並みとなっている。岩手大附属病院の診療制限期間中の推計は出していないが、さらに救急患者の受け入れは増加すると想定される。

 佐藤輝男事務局長は「今後の救急患者の受け入れ状況を見ながら、市医師会をはじめ、他の医療機関とも連携し、引き続き市立病院が盛岡保健医療圏の救急医療に果たす役割の周知を含め、市民が安心して受診できる救急医療体制を構築していきたい」と話した。 



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