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特産の魅力多くの人に 10月にアップルフェス 山谷幸大さん(滝沢市地域おこし協力隊)の発案で 直売や加工食品コンテストなど

2019-09-24

10月のイベントへの思いを語る山谷さん

 滝沢市の特産品の一つ、リンゴにスポットライトを当てたイベント「たきざわアップルフェスティバル」は10月27日、ビッグルーフ滝沢で開催を予定する。イベントは、5月に同市地域おこし協力隊員となり活動する山谷幸大さん(30)が発案。リンゴの直売だけではなく、リンゴの加工食品コンテスト、利きリンゴなどのイベントを用意し、「お祭り」という特別感を演出する。「市内だけではなく、都会の若い人にも滝沢のリンゴを食べてもらえるきっかけになれば」という山谷さんに話を聞いた。

 山谷さんは協力隊員に就任した5月、市内にリンゴの木が多いことに着目した。「市を紹介することを考えて市内を見て回っていた時に、リンゴの木が目立つことに気付いた。目立った品種では「はるか」があることが分かったが、それ以外も甘味と酸味がある良いリンゴで、知られていないのが不思議だった」と振り返る。

 そうした中、市内のリンゴ農家や市職員らとの会話の中で、以前に直売をメーンとした「リンゴ祭り」を開催していた話を聞いた。直売以外に加工業者も関われるイベントを発案し、加工食品で品種の多様さと質の高さを多くの人に知ってもらい、価値向上を考えた。その資金調達のため、8月31日まで岩手特化型クラウドファンディングサイト「いしわり」でプロジェクトを立ち上げた。

 山谷さんは「可能性は無限にあると思う。リンゴの加工食品は、料理人だけではなくさまざまな人のアイデアでできると思う。リンゴという商品を高く売るためには、生産量を増やしながら質も維持しなくてはならない。加工食品は、従来の方法から意識を変えるための切り口の一つになると思う」と語る。

 結果として、いしわりでは目標額に到達しなかったが、2日から別のクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で資金調達を継続。8月29日に同フェス実行委員会を設立した。山谷さんは「今回が初めての試みとなるが、次の年につながる大事なイベントになると思う」と気持ちを高めている。

 イベントの加工食品のコンテストでは、リンゴを使ったレシピの紹介や加工法を紹介。リンゴを食べる機会を広げる。16日現在、専門学校とも相談しており、学生の参加も呼び掛けている。また「魅せる」リンゴとして、フルーツカービングなどの企画も構想。フェイスブックなどで順次情報発信する予定だ。

 CAMPFIREのプロジェクトは29日まで。目標金額は90万円。協力できる金額は5千円から5万円。詳しくは「キャンプファイヤー たきざわアップルフェス」で検索。



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