2022年
8月12日(金)

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1級で満点合格 珠算能力検定試験 盛岡市立高の吉田柊紀さん

2022-06-01

表彰状を手にする吉田柊紀さんと母親の美紀さん

 盛岡市立高校3年の吉田柊紀さん(17)が、2月13日に実施された第224回珠算能力検定試験1級で、本県で唯一満点合格した。小学6年生で1級に合格し、10度目の挑戦で目標を果たした。吉田さんと同じ高2(受験時)で1級満点合格を取った母の美紀さん(40)も2度目の満点合格を果たし、「応援する気持ちとともに、互いに刺激もあった」と喜び合っている。

 第224回の珠算一級試験は全国の8566人が受験し、2551人が合格(合格率29・8%)。初めて満点合格した人は24人だった。

 珠算1級の問題は、たし算やひき算をそろばんで計算する「みとり算」「かけ算」「わり算」の50題300点満点(合格は240点以上)。満点の手応えはあったが、過去の試験で1題をミスして満点を逃したこともあり、結果の知らせを受けたときは「ほっとした」。

 小さなミスを防ぐため、今回の試験では30分の試験が終了する2~3分前にすべての問題を解き終え、残りの時間を見直しにあてた。解答の数字はきれいな文字を心掛け、コンマの位置なども確認した。

 吉田さんは、美紀さんや2歳上の兄の影響で小1のときに珠算を始めた。バスケットボールを続けながら珠算に取り組み、「ここまで来たら、途中でやめたくないという思いがあった」一級満点合格は「母より早く、高2までに取りたかった」と言う。高校でもバスケットボール部に所属しながら、多いときで週に2回は子どもの頃から通っている辻分珠算学院月が丘教室で試験問題に取り組んだ。

 「次は、読み上げ暗算一級合格を目指したい」という吉田さん。小学校教諭という将来の目標に向かって、珠算で培った集中力を生かしていく。

 31日に盛岡商工会議所で1級満点合格者の表彰式があり、菊池透専務理事が、主催者の日本商工会議所の表彰状を伝達した。盛岡珠算連盟の佐藤吉直会長(77)は「珠算、運動で身に付けた集中力が結果に結びついたのでは。親子で刺激し合っての満点合格も素晴らしい」とたたえた。



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