2022年
8月12日(金)

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鮮やかな装束、鈴の音に感激 チャグチャグ馬コ 矢巾町 本番控え前祝祭 3年ぶりに施設訪問

2022-06-07

鮮やかな装束を着たチャグチャグ馬コに手を振る煙山保育園の園児たち

 南部盛岡チャグチャグ馬コ前祝祭(南部盛岡チャグチャグ馬コ同好会矢巾支部、矢巾観光協会主催)が6日、矢巾町内で開かれた。岩手の初夏の風物詩「チャグチャグ馬コ」の11日の開催を前に、3年ぶりに実施。4頭の装束馬が県内26施設を訪問し、鮮やかな装束や軽やかな鈴の音で子どもたちや地域住民を楽しませた。

 同会矢巾支部(山本勝美支部長、会員・準会員19人)の協力で、装束馬が4コースに分かれて各施設を訪問した。

 同町上矢次の町立煙山保育園(澤野沙織園長、園児117人)に訪れたのは、山本支部長らに引かれた5歳の「すみれ」と2月20日に生まれた子馬の「るい」。民謡の「チャグチャグ馬コ」が流れる園庭で園児と職員が出迎え、2頭は鈴の音とひづめの音を響かせて歩いた。

 園児からは、「馬はどこで寝ているんですか」「好きな食べ物は何ですか」と質問も飛び出した。山本支部長は「馬小屋で寝るのは1時間くらいだが、立ったまま寝ていることも多い」「果物で好きなのはリンゴ」などと答え、子どもたちも馬コに親しみを感じていた。

 髙橋朱莉ちゃん(6)と沼内花奈ちゃん(6)は「かわいかった。衣装もきれい」と喜んだ。

 澤野園長は「3年ぶりに馬コに来てもらい、少しずつ日常が戻ってきているとうれしく感じる。季節の行事は子どもたちにとっても大切なものなので、日頃の活動の中でも伝えていきたい」と話していた。


馬コの表情や装束に目を見張る矢巾東小の1、2年生


 「すみれ」と「るい」は同町医大通の矢巾東小(深野淳校長、児童420人)も訪問。1、2年生152人が馬コと触れ合った。

 2年の大坂優花さん(7)は「かわいかった。鈴の音も聞こえてきた」、同じく2年の太野環那さん(7)も「飾りがいっぱいで、きれいだった」と、馬コに手を振っていた。

 山本支部長は「人も馬も安全な行進を心掛けたい」と、間近に迫った本番に向けて気を引き締めた。

 11日は午前9時半に滝沢市の鬼越蒼前神社を出発。14㌔の道のりを練り歩き、午後1時50分に盛岡八幡宮に到着する予定。同会滝沢支部、盛岡支部、矢巾支部から59頭が参加予定になっている。



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